一般社団法人 日本ネット輸出入協会 – JNEIA

代行手数料より遙かに高い、商品の返品・交換ができなかったコスト

2011-08-19 [EntryURL]

中国からの仕入れのお手伝いを普段してるのですが、購入者の立場からでなく、仕入れをサポートする側からみた、仕入れのトータルコストのお話をします。

タオバオの代行業者のなかで、手数料の範囲内で、開封して検品したり、動作チェックをしているところは多分私のところぐらいしかないと思います。
99%の代行業者は、検品のところは、数量チェックと目視によるチェックという、それって検品してるっていえるのという内容で、”簡易検品”してますってアピールしているところばかりですね。

その真面目にやっている私のところで、大変だったのですが、購入した商品の種類に対して、何種類返品や交換していたのか計算しました。
返品・返金申請というものがタオバオの中にはシステム化されていて、日本のネットショッピングサービスのように売買取引には一切干渉しないような冷たい貧相なシステムとは違い、中国政府がインターネットや電話をすべて盗聴しているように、タオバオが返品のやりとりが一部始終監視できるサービスがはいっていて、それをいつも利用しています。

そこで割合を計算してみると、びっくりしました。
直近1-2ヶ月で1200種類の商品を購入したのに対して、その返金・返品・商品交換システムを利用した回数はなんと40%近い380回でした。

ただ、購入してから商品がありませんというタオバオにありがちな売り主側の問題で、発送されずに返金してもらった問題が、半分ぐらいしめています。
在庫もって販売していないショップが95%ぐらいのタオバオといわれるので、実は在庫がなかったケースが20%ぐらいあるのは、もう慣れっこなので受け入れています。

それでも、届いた商品のうち20%近くは、私が開封検査すれば返品や交換になってしまう商品がとどいてしまうってことです。
返品の確率が20%ということは、返品しなければ商品コストに対しても20%ぐらいは、B品やまったく売れないものとして、売れる商品のコストに含めないと採算がおかしくなることになります。

ということは、代行手数料というのも商品金額に対して0~20%とかけて代行業者が請求してくるので、これって、手数料の安さだけでは代行業者を選んではいけないのかなとおもいます。
手数料ゼロでも、開封しないで数量チェックと外観チェックだけで日本に届いた商品でも、結局トータルコストで考えると、手数料20%ぐらい払って問題のない商品だけを仕入れているのと同じになります。

このデータが私のところだけの特有の数字だといけないので、タオバオ仕入れのプロに利用してもらって、一時大量に取引していただいたことあるんですが、その人の声からも、簡易検品しかしない代行業者がおくってくる商品は、感覚的に30%はひょっとしたらクレームくるかもしれないボーダーラインの品質の商品があり、5%ぐらいは全く売れないものが届くが、私のところを利用すると感覚的に15%ぐらいがボーダラインの品質で、1-2%ぐらいは全く売れないものと、やっぱり開封してみてもらったほうが、半分くらいは不良品はおさえられているという回答を得ることが出来ました。(アパレル関係の取引に限ります)

なので、代行業者を選ぶときには、多くの業者やタオバオ仕入れのプロが、安さやスピードを強調されていますけど、そこは業者同士気がつけば横並びになっていくとおもいます。
商品到着後に、検品や手直しに時間をかけたくない、またなにより想定外の品質の商品がとどいたことによる精神的な落ち込みを避けたければ、すこしぐらい手数料や、時間がかかったとしても、開封検品してくれる業者を探して頼むのも一つの手かと思います。

私のところではアパレル関係のネットショップやリアルショップのお客さまが多いのも、そういうことを想定して、元アパレル検品のプロをおいて、めんどくさい返品・交換手続きを減らすために手直しできる体制もととのえてることで、残って継続的に取引いただけているとおもいます。

初めてタオバオ取引するときに、簡易検品という数量チェック程度の検品しかしない業者を使う場合は、手数料+10-20%はコストを上乗せして、採算計算をしたほうがいいとおもいます。
マーケティング的な見かけ上の安さやスピードの裏には、トータルコストの考え方が抜け落ちていることが多いことを忘れない方がいいですね。

中国のネット取引の商品の品質はこの程度とお考えになってください。


中国から仕入れた商品は、販売するなら必ず検品して下さいね

2011-06-22 [EntryURL]

仕事がらタオバオやアリババから商品を購入するのですが、 日本の基準で見ると、すべての商品において問題がでてきます。
なので、中国のネット仕入れの代行をするときには、 数量と外観から見たチェックしかしない代行業者がほとんどだと思うので、 日本で届いた荷物をみて、がっかりされている方も多いのではないでしょうか?

購入代行業者に手数料を払っているのに、検品サービスしていますといいながら、その内容が数量や色チェック、外観チェックだけというのもそれって検品サービスってわざわざいうほどのものなのかなと思います。

問題の大半は、ファッション関係でいえば、汚れ、穴、やぶれ、縫い漏れです。
この部分のチェックをしてあげるだけで、問題の9割は解決します。
また、ほとんどの代行業者で、中国の慣習により返品できないことがありますと説明するところがほとんどですが、実際は写真で証明できるものは99%返品できます。

例えば、タオバオでショップともめたときには、タオバオに仲裁を申し入れするのですが、タオバオでは商品が届いたときに、サインしてしまったあとで検品して不良品が見つけたとしてもショップは受け付けなくてもいいという不利な制度がありながら、サイン後検品してみつけた不良品の返品を私はこれまで失敗したことは、1度しか有りません。

これには交渉するときにコツがあるのですが、代行業者が返品できないという返事をする場合は、めんどくさいか、タオバオが行う実質の判断基準をしらないでほっといているところがほとんどだとおもいます。
たしかに、ショップとの交渉はめんどくさくて、明らかに相手が悪くても、平気で嫌がらせや、時間稼ぎをするところも多いので、めんどくさく、中国人スタッフに言わせると、中国の交渉は戦争だと言うくらいなのですが。。

それでも、チャットで購入前にチャンと証拠がのこる交渉をしていれば、サインしたあとで検品しても、それでも返品できる証拠を提出することで無料で返品はできます。
ほとんどの業者がこのあたり融通がきかない理由は、手間がかかり、儲かる余地がないと思っているサービス提供側の都合だけです。

私のところでは、日本へは不良品を持ち込ませないをモットーに、不良品を見つけるために開封して検品しています。
そのかわり、利用者とこちらで二度手間になるような作業を省いて、お客さまにも品質のレベルのご理解をいただいて、なんとか手間がかからない形で検品をやっています。

そのため、中国ネットサイトからの購入代行サービス初めて1年ぐらいたちますが、日本へお届けしてからの苦情は1,2件はありましたが、未だに日本から送り返えすから返品してほしいと言われるような取引をしてしまったことは、1度もありません。

そのためには、お客さまが一番困る重要で必要なところだけ作業をして、あとは、お客さまにも中国の商品の品質レベルを理解してもらえるよう説明を絶やさないようにしています。
あと、いくら代行業者や貿易業者が検品するといっても、自分でもどれだけたくさん買ったとしても売る前には一つ一つ中をみて検品してくださいね。

その理由は、日本と中国の検品や品質の考え方の違いです。
ファッションでいえば、一番気になるのは、ミシンの針が残ったままになってないかということです。
日本など輸出品については、必ず服を縫い終わったあと、すぐにセンサーで服の中に折れた針が残っていないか針チェックをします。
日本の企業と取引するためには、細かい日本の企業人のチェックに少しでも引っかかると、取引してもらえない恐れもあるのか、中国人の職人さんも必死になります。

でも、中国国内で出回る商品は、そのあたりがアバウトですし、購入する前に確認しない購入者側が責任があるという姿勢のショップがほとんどなのでそれをしなくてもいい基準になっている物が多いです。
日本では、販売者が販売する商品が安全であることを確かめているのは当然だという購入者がほとんどだとおもいますからこのあたりのチェックは必ず行うようにしてください。

私のところのように、そんなに取引がなくても、これまで服の中に針がはいっていたことが2回ありました。
中国のものが安いのは、このような手間がかかる安全性を確かめる工程をかなりの部分、スキップしているからでもあります。
また、震災によって需要が増えた、自家発電型のライトにはリチウムイオン電池など電池が入っていますが、これも品質のいい電池はつかってませんので、これまでも1回小さな爆発を経験しました。

なので、電気機器関係や、特別なルートで電池が入っているものを仕入れたときにも、必ずチェックをしてくださいね。
最後に、明らかな品質問題なのに返品できないと代行業者がいってきたときには、タオバオやアリババから購入した商品であれば、急ぎでないのであれば、代行業者には、タオバオやアリババの返品申請をした上での回答をされているのか聞いてみてはいかがでしょうか?

普通、返品申請をすれば、結果がでるのに時間がかかります。
なので、お客さまが返品を申請して、すぐに返品できないような返事をする業者は、購入段階で返品できるような証拠を残しながらショップと交渉はしてないと思われますし、多分、ショップへの返品交渉だけであきらめ、タオバオやアリババなど仲裁に入ってくれる機関があるにも関わらずめんどくさいからその制度を使わないで、返品できないといっているだけだと思います。
 


売り切れ続出。オークションでも人気沸騰の商品とは?

2011-04-04 [EntryURL]

こんにちは。 タオバオの歩き方:徳原です。 みなさん タオバオでは薄利多売の商品しかないとお思いでしょうか? 実はそんなこともないんですよ。 タオバオにも高額落札を狙える商品があります。 その商品は何か? それは・・・ 【放射能測定器】または【ガイガーカウンター】 というものです。 これがタオバオでは安いものなら10,000円くらいから。 売れ筋のもので20,000から30,000円で手に入ります。 先日、TVでも取り上げられていました。 日本の販売店でも手に入らないようです。 普通に日本で購入しようと思ったら東京なら秋葉原 大阪なら日本橋のお店で売られているでしょうか? ネットショップでも売り切れ続出です。 オークションでも人気沸騰です。 ヤフオクやオークファンで 先述のキーワードで検索してみて下さい。 スゴくたくさんの商品が検索されます。 ヤフオクで一番落札されている 放射能測定器はタオバオで販売されています。 その売れ筋のモノは50,000からヘタをすると10万円くらいの 価格が付いているものもありますね。 30,000円で仕入れたとしても2〜3倍で売れてますね。 しかも数種類の商品があって多くはタオバオで購入可能なものです。 このような商品を扱えば タイミングが合えば稼ぐことはできます。 ですが今はタオバオで仕入れることは難しいと思います。 品切れ状態なんですね。 日本の消費者がこぞって買っているかというと 一部はあるかもしれませんが、そうではなく 中国人が購入しているようです。 やはり今回の東日本大地震や放射能漏れの報道は中国でも 大きくされているようで中国人自身が身の安全を考えて購入しているみたいですね。 今なお、原発は余談を許さない状況です。 なので、まだまだこのような商品の需要はあるかもしれません。 ただ本当にこれらを仕入れて 転売するかどうかは各自の判断で行って下さい。 でもあまりオススメしません。 儲けるというよりは自分自身の身の 安全の為に活用して頂ければと思います。


淘宝(タオバオ)が94.7%を占め圧倒的一位

2011-03-02 [EntryURL]

こんにちは、徳原です。 今回は、タオバオの基礎的なことをお伝えします。 昨日(2月28日)の日経新聞に『中国ネット市場 寡占進む』という記事がありました。 そこには、ネット検索では百度(バイドゥ)がシェア72.3%で一位。 二位はグーグルで26%とのこと。 そして、個人間(CtoC)のネット販売取引では、淘宝【タオバオ】が94.7%を占め圧倒的一位。 そしてBtoB市場においてもタオバオの親会社であるアリババが54.4%のシェアを握っているとのことでした。 94.7%ですよ! この数字は驚異的です!! ほとんど100%に近い数字です。 圧倒的です。 中国ではネットサービスの提供元をかなり制限しており、自由競争が出来ない環境にあることも影響している部分もあるかもしれません。 ですが、商取引の場合は、ネット検索や掲示板サイトのような国の規制がない中でタオバオは驚異的なシェアです。 それを考えるとやはりタオバオは、スゴいなぁ~と思いました。 まぁ、集計が個人間の取引の数字なので、こうなっちゃうんだと思います。にしても、スゴいですね。 恐らくですが、個人間(CtoC)に留まらず、BtoC 市場においてもタオバオは他を圧倒しているものと思います。 と考えると、中国で何か商品を購入する際には、タオバオ以外のサイトはあまり考えなくて良いと考えられますね。 その他には、前述の百度が運営している『有啊』(ヨゥア)や『拍拍】(パイパイ)というサイトがあります。 何れもタオバオに似通った雰囲気のサイトです。 取り扱い商品数などは、タオバオの足元にも及びませんね。 やっぱり、タオバオだけで十分という感じです。 また、一応タオバオは中国のオークションということになっています。 ですが、オークション形式…いわゆる入札して商品を購入するということは、ほとんどありません。 タオバオで販売されている商品のほとんど(90%以上)は、即決価格で販売されています。 また、タオバオの商品一覧やショップページの表示のされ方など、日本でいう楽天やヤフーショッピングのようなショッピングサイトの形をしております。 そして、扱われている商品もそのほとんどが新品です。 そういう意味からもタオバオは、オークションサイトというよりもショッピンングモールと考える方が理解し易いですね。 タオバオはじめ、中国では中古品を購入するという商習慣がまだ根付いていないようです。 なので、なかなかオークションのような形が取れないのかもしれません。 何れにしても、中国語など外国語に拒否反応してしまう方も、一度タオバオを覗いてみて下さい。 会員登録など、諸処の手続き・ステップを踏まないことには、間違って購入してしまったなんてことにはならないので色々なところをクリックしても大丈夫!安心です。 タオバオはショッピングモールと考えて、販売されている商品の表示価格はそれが販売価格だと理解すれば、あまりの安さに驚くことかと思います。 基本、タオバオは中国のサイトなので中国語で商品検索をしますが、中国語が分からなくても検索欄に日本語で何か思いつくキーワードを入れて検索してもいいでしょう。 以外に色々な商品が出てきますよ。 タオバオがどんなものか気になった方はこちらをご覧下さい。 淘宝【タオバオ】サイト http://www.taobao.com/

タオバオ(Taobao)購入時の2つの注意点

2011-02-15 [EntryURL]

今回は、タオバオ購入時の注意点です。 タオバオで商品購入を考える時に、気をつけないといけないことは色々ありますが その中でも、以外に仕入れの際に見過ごしがちなことがあります。 それは ・タオバオのお店の所在地 ・購入代行会社の所在地 この二点です。 なぜ、この所在地が重要になるのでしょうか? ここで再度確認してみます。 みなさん、タオバオ転売をする際に 日本のネットショップと同じ感覚で購入できるとお考えではないですか? 例えば、お店の商品在庫状況…。 タオバオのお店に在確認を取ったら「在庫がある」と回答をもらった。 じゃぁ、次に代行会社に購入依頼をしたらすぐに買える。 と思うかもしれませんが、これは間違いです。 タオバオのお店では、在庫確認をした時には在庫があっても 次の瞬間になくなっていることは往々にしてあり得ることなんです。 また、届いた商品には領収書や商品の明細書が入っている。 これもタオバオでの商品購入では、当り前ではありません。 日本の常識と中国の常識は違うことを頭に入れておかないといけないんですね。 そういう意味では、あまり考えないかもしれませんが 商品が手元に届くまでの日数。 これも日本の場合とまったく違います。 日本のネットショップで商品を購入した場合 そのお店の所在地がどこであろうと在庫があるものは次の日や遅くとも2、3日中に手元に届きますね。 だけど、タオバオで商品を購入した場合には、そのような訳にはいきません。 上海と広州で約1,600-700km 上海と北京で約1,300-400km 東京-大阪が約600kmほどですので、その広さが分かるかと思います。 この間、中一日や二日掛かることも普通にあります。 また、日本のように交通のインフラがまだまだ整っていないので 思った以上に中国国内でも時間がかかるんですね。 なので、荷物が早くほしい場合には タオバオのお店と代行会社の中国の事務所の距離は、非常に重要になります。 また、タオバオ店舗と代行会社の事務所が近いからといって、すぐに届くとは限りません。 そいう意味ではもう一点、大事なことがあるんです。 それは、中国の主要都市と代行会社の事務所が近い ということも重要です。 なぜかというと、通常、荷物はEMSで送ります。 EMSは通常、飛行機(Air)で送られてきます。 飛行場がない都市の場合は、飛行場のある都市まで 別途、輸送する必要があるということです。 せっかく、代行会社の事務所に荷物が早く届いても 代行会社が中国の田舎町にあったりしたら、そこから飛行機が飛んでる都市まで 時間を掛けて輸送するようなことがあれば、元も子もありませんね。 ですから、購入手続きをしたのに、手元になかなか、商品が届かない。 と思ってもこのようなこともありますので、大きな気持ちでいることも大切です。


「春節」明けの商品仕入れのアドバイス

2011-02-03 [EntryURL]

こんにちは。 タオバオの歩き方:徳原です。 『春節』! というと、思いましたか? 違います! 『節分』です。 なんてことは、冗談です。 中国は、今日が旧正月の元旦です。 私の地元、大阪でもやはり中国人観光客が多く見られます。 今日から8日までの間は、中国は正月休みなので物流関係がストップです。 (日本と同じように年末からなので数日前から休みのところもあります) 当然、タオバオのお店もほとんどが休んでますね。 中には、商魂たくましく、がんばっているお店もあるようですが…。 タオバオ含め、中国では、8日までの一週間が正月休みですが それ以上に休むお店も多々あります。 ヘタをすると正月前後で一ヶ月間くらい休むお店もあったりします。 日本では、信じられないですよね。 余談ですが、中国では『春節』や秋の『国慶節』など 大きな休みの時は、都市部への出稼ぎ労働者が地元へ帰ります。 それは、良くあることですが、実は結構なで稼ぎ労働者が田舎に帰ったきり 職場に戻ってこないなんてことがあるんですね。 なので経営側は、大型連休はヤキモキするようです。 さて、話を戻しますが、少なくとも今月の中旬辺りまでは タオバオのお店も休みだと覚悟した方が良いでしょう。 なので、このような期間は、今のうちに仕入れ商品探しを行っておくと良いですね。 その際、春節明けの商品仕入れのちょっとしたアドバイス。 タオバオ仕入れをされたことがある方は、ご経験済みかと思いますが タオバオ商品を代行会社へ注文を出して実際に手元に届くまで、結構時間を要します。 普通に二週間くらい…在庫がなかったりで 代行会社といくつかやりとりがあると一ヶ月くらい掛かることもあります。 とすると 春節明けにタオバオのお店が今月中旬くらいに 稼働するとして、そこから代行会社へ注文を出すと…。 商品が手元に届く頃には ヘタをすると3月中旬なんて可能性もあります。 3月中旬と言えば、もう春先です。 結構、暖かかったりします。 2月はまだまだ、寒いです。 何が言いたいかというと、今寒いからと言って 季節モノで冬物を仕入れたりなんて場合は、売れ残る可能性が大ですね。 春節などの休みに関わらずですが、季節の変わり目の商品仕入れは注意が必要ですね。


タオバオショップの信用度について

2011-01-20 [EntryURL]

こんにちは、タオバオの歩き方:徳原です。 私はブログやメルマガも配信しておりますが、 タオバオのニセモノやお店の内容について良く質問などを受けます。 そこで今回は、タオバオのお店の信用度についてチェックすべき項目をお伝えします。 タオバオで商品はなんでも良いので検索してみて下さい。 面倒な方は、こちらをクリックして下さい。 それぞれの商品の出荷数も大事ですが、ここでの注目は一覧の右端のアイコンマークです。 ここに表示されているアイコンマークがお店の保証内容を表しています。 どんな保証内容なのか解説します。 1.『真』マーク 商品の本物を保証しているお店。 このアイコン表示があるお店は偽物を販売した場合 タオバオから3倍の罰金が課せられるという内容なので信頼性がもっとも高いです。 2.『正』マーク 同じく本物である事を保証しているアイコンです。 偽物を販売した際にはタオバオからペナルティを課せられているので信頼性が高いと言えます。 3.『7天退换』マーク 商品受け取り後、一週間以内であれば返品・交換を受付てくれるお店です。 明らかな梱包不備による破損の場合にも、対応してもらえるため、信頼がおけます。 4.『闪电发货』マーク 即応可能との意。オンラインコンテンツのデータ商品等を2時間以内の発送を保証するものです。 5.『30天维修』マーク 30日保証。納品後、30日以内であれば初期不良など修理・交換の対応をしてくれるお店です。 6.『消费者保』マーク 返品可能。イメージ違いなどの際にも基本的に返品を受け付けてくれるお店です。 この中で商品に対する信頼度で一番良いのは、1.の『真』のマークがある商品ですね。 しかし、よほどのお店でないと『真』マークのお店はないです。 個人的にはなぜ、本物商品が1と2というように分かれているのか理解できませんが 多くは、2.『正』マークのお店が精いっぱいというか『真』マークのお店はほとんど見ません。 ほんと正直、私が購入する先のお店でも1.の『真』のマークが表示のあるお店がありません。 2.の『正』は比較的、多く見かけますが『正』マークがあっても、その商品が本物かどうか怪しいです。 仮に『正』マークがあってもブランド名のある商品は、タオバオでは購入しない方が良いです。オススメできません。 3.『七天』のマークがあるのも安心出来ますね。 このマークは、結構見かけるのであることに越したことはないです。 4.と5.は、商品によってあれば嬉しい保証です。 で、6.『返品受付』のマークは、絶対に外してはいけないです。 タオバオでは、商品に何があるか分からないので、最低このマークは必須です。 と言っても普通に検索すると検索チェック欄で、この返品受付マークのある商品検索に自然となります。 特にチェックが入っているかどうかを気にする必要はないと思いますが 一応購入する店舗にこのマークがあることをチェックしておきましょう! 以上のようにアイコンマークを事前に頭に入れておくのは重要です。 そろそろ、タオバオでも春節休みに入いるお店もチラホラと出てきました。 これから、2月いっぱいまでは、思うようにタオバオ仕入れが出来ない状態が続くかと思われます。


「春節」前のタオバオ仕入れは余裕をもって

2011-01-07 [EntryURL]

あけましておめでとうございます! タオバオの歩き方:徳原です。 遅ればせながら、新年のご挨拶です。 今年は、もう少しタイトにコラムを書いて参りたいと思いますので、引き続き今年もよろしくお願い致します。 さて、新年ということもあり、タオバオというのか中国はどうなんでしょうか? タオバオのサイトを見ると分かりますが、日本のように新年を祝っているような雰囲気はあまり感じられません。 というのも、ご存知の方も多いと思いますが、中国では新年やお祝い事などは、旧暦で行います。 正月も同様に『春節』という形で旧暦でお祝いします。 今年の旧暦の1月1日は、2月3日です。 中国では、特に正月の『春節』は、秋の『国慶節』に並び大型連休で前後二週間ほどを休むこともあります。 と、ここで『春節』って中国全体のことでタオバオに限ったことじゃないよね。 と、お考えの方もいらっしゃるかも知れません。 確かにそうです。 しかし、タオバオ内に出店しているお店はちょっと事情が異なります。 経験則上の話ですが、実店舗よりも長い期間休むところが多いように思います。 場合によっては、一ヶ月以上休むお店もあります。 タオバオ仕入れ転売を行っている者にとっては、これはかなり重要なことです。 先ほども言いましたが、年末から休むとすると早いところだと今月末頃から休みます。 その間、実質的にタオバオからの商品仕入れが出来ないことになります。 そこまで、長期間の休みでなくても二週間くらいの休むお店は、ざらにあります。 そういったお店でも今月末頃には、実質的に商品の取扱数も極端に少なくなっているケースもあります。 これらを考えると、『春節』前のタオバオ仕入れは、実質的には今週から来週の間が最後と考える方が良いかと思います。 また、通常であれば2月の中旬あたりから、稼働するお店が多いとは思いますが、中には来月(2月)いっぱい休むというところもあります。 それを考えるとまともに稼働するのは、3月に入ってからということにもなりかねません。 その辺りも見越して、仕入れ商品の選別、また仕入れ商品数を考える必要があります。 もちろん、全てのタオバオのお店がこの限りではなく、一週間程度の休みのお店もあります。 ただ、その場合にも、タオバオのお店は営業していても購入代行業者が営業を行っていない場合も考えられます。 何れにしても、ある程度、余裕をみてタオバオ仕入れを行うのが良いと思います。 春節が終われば、日本と同じくGWがあります。(3日間ほど) そして、その後の大型としては『国慶節』です。 タオバオ仕入れをされている方は、『春節』の経験を踏まえ、その次の大型連休の参考にされると良いかと思います。


中国No.1のオークションサイト「淘宝(タオバオ)」

2010-12-13 [EntryURL]

はじめまして。 タオバオの歩き方という、ブログを運営しております。 徳原と申します。 ブログは主に、商品購入(仕入れ)から見た、タオバオに関することで こちらでも同様に購入者側から見た「タオバオ」に関しての、利用方法や注意点などについて コラムを書かせて頂きたいと思います。 どうぞ、よろしくお願い致します。 さて、みなさん、タオバオはご存知でしょうか? 恐らくこちらのみなさんは、多くの方がご存知だと思いますが 簡単に紹介すると、中国No.1のオークションサイトです。 タオバオは、中国語で『淘宝』と書きます。 タオバオには、この『淘宝』と『淘宝商城』があります。 一般的にタオバオと言えば『淘宝』を指します。 『淘宝』というのが、一般的に個人でも法人でも自由に参加が出来るサイト(CtoC)です。 『淘宝商城』は、個人は出店出来ず、法人、いわゆるメーカーやブランドが出店出来るサイト(BtoC)になります。 またオークションサイト?とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんね。 先の通りタオバオ『淘宝』が、誰でも自由に出品が出来るという点でオークションサイトとされてはいますが 実際にはオークションサイトにして、オークションサイトに非ずです。 タオバオで扱われている商品のほとんどは、新品であり、表示価格で購入できます。 もちろん中には、中古やオークション形式の販売もありますが、普通に利用する上では それらの商品を購入してしまうことは、まずないでしょう。 このようなことから考えると「タオバオは中国NO.1のショッピングモール」と言っても過言ではありません。 日本でショッピングモールと言えば、楽天やヤフーショッピングを想像するかと思いますが そのような形で利用することが出来ます。 簡単なつもりが、少し長くなってしまいましたが、これがタオバオの概要です。 また、中国のネット人口は2009年には3億人が超えたとのことです。 今年は更に増加しておりますので、この勢いはどこまで続くのか、留まることが知れません。 タオバオの出店舗数は100万店舗を超え、更に利用者(会員数)は1億人を突破しています。 タオバオは底知れぬ、パワーを秘めています。 円高の昨今、またデフレから脱却できない日本。 仕入れ転売を考えると、日本市場で勝負をするなら、出来るだけコスト下げる(仕入れ原価を下げる)必要があります。 経済成長著しい中国ですが、まだまだ、日本で商品を仕入れるより、はるかに安く仕入れることができます。 また、同じアジア圏、漢字圏でもあり、近隣という立地からも、経済交流での中国と日本は、とても行いやすい環境であると言えます。 そういった意味からも、タオバオでの仕入れは、まさに今がチャンスと言えるのではないでしょうか? 中国市場へ打って出るのも一つですが、逆にこのような利点を生かして、タオバオから商品を仕入れるというように 考えてみるのも良いのではないでしょうか? 次回は、タオバオの利用に関することをお伝えしたいと思います。


徳原和博(タオバオ)プロフィール

2010-12-12 [EntryURL]

生年月日:1971年2月8日 住まい:大阪府大阪市 ブログ:タオバオの歩き方:中国オークション(淘宝)で仕入れてヤフオク転売:在宅で稼ぐ 【1998年】  サラリーマンの傍らヤフーオークションを始める 当初は、フリーマーケットで仕入れたモノを転売 【2005年】  中国の商業施設(百貨店やショッピングセンター)のプロデュース会社へ転職そこで、日本のファッションブランドを集め、中国NO.1百貨店である 上海第一百貨店へのリーシング活動と共にフロアプロデュースを行いリニューアルOPENに尽力する。 また、様々な日本ブランドの中国店舗のサポート業を行う上で貿易業務にも携わる。 そこで、数ヶ月間ではあるものの上海に滞在。 【2007年】  レディースファッションの生産、卸メーカーへ転職 Eコマース事業部を立上げ、責任者となる。 そこで、タオバオをはじめとする中国のネットショップなどからの商品仕入れを行い、日本でのネットショップ運営に携わる。 それとともにオークション販売も手掛ける。 【2010年】  ファッション会社を退職し自身の経験を元にしたブログ『タオバオの歩き方』を開設。 さらに、タオバオ仕入れノウハウを商材化し、販売を開始する。 また、商材購入者向けに中国個人輸入のサポートコンサルを行う。 今後、義烏はじめ、広州や杭州などの買付け業務やアテンドサービスを予定。

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