スイスの遊具レンタル施設 - 一般社団法人 日本ネット輸出入協会

一般社団法人 日本ネット輸出入協会

HOME > 海外現地情報 > スイス > スイスの遊具レンタル施設

スイスの遊具レンタル施設

スイスでは、それぞれの地域に図書館があるのと同様に、 遊具をレンタルする施設がよくみられます。ルドテーク(ルドはラテン語でおもちゃ、テークは一般に施設を意味します)と呼ばれるこの半公共施設は、おもちゃが量産・多様化していく高度成長期の1970年代から特に住宅事情が悪い都市部を中心に開設されはじめ、今ではスイス全国で400箇所以上あるといわれています。わたしの住む住区にあるルドテークに、わたしもボランティア館員として(館員は、理事も含めすべて有償ボランティア)現在まで8年ほど勤務しています。

一つのおもちゃにつき日本円でだいたい200円から500円程度の賃貸料を払うと、4週間借りることができ、賃貸期間を延長もできます。大型の野外の乗り物や木でできたミニチュアハウスなど、通常数万円する遊具も、ここでは格安の値段で借りることができます。遊具が店にも家にもあふれる現代でも、次々現れる 遊具の新商品をいちいち購入せず、また時代に左右されない良質の遊具を子供達に与えたいと思う親や祖父母たちからは、ルドテークは今も高く支持されているようで、施設には複数の世代(就学前の子供達から高齢者まで)がいつも出入りしています。

この施設の館員の重要な仕事で、図書館員の仕事と最も異なる点は、コンサルテーションです。子供のおもちゃについて「コンサルテーション」とは、ちょっと大げさな気がしますが、一般的に施設にはざっと 2000点以上の遊具があり、ボードゲームなどルールが一目でわからないものも多いので、訪問者がちょっと立ち寄って、さっと簡単に欲しいと思うたぐいのものをみつけることは(自分で欲しいものの名前がわかっている場合は別ですが)至難の技なのです。そこで顧客の探しているものやそのイメージを聞いて、それに合う遊具をいろいろ提示して、簡単にやり方を説明すると、とてもスムーズに探しているものや欲しかったものがみつかります。

公共施設でも、一般の小売店さながら、ここまでしなくてはならないのか、と思われる方もいるかもしれませんが、レンタルしているものとそれの知名度のギャップの性質上(大方の親や祖父母は、最新遊具や多彩なおもちゃについての知識は皆無なので)、これが当面、最も効果的なマッチングの秘訣です。同時に、顧客とのやりとりから、顧客 が求められているものや重視する点などがじかにわかるので、ルドテーク側にとっても今後の運営に参考になります。

今後、具体的にどのような遊具が現在スイスやドイツで人気があるのか、また背景にあるドイツを中心にした巨大なノンデジタル遊具市場などについてもいずれ触れていきたいと思います。

写真はルドテークでの夏の人気遊具の一例です。短いスイスの夏を謳歌するため外遊び用の遊具が、この時期いっせいに出払って、夏が終わるとまた施設に戻ってきます。

JugglingOutside.jpg
Aquaplay.jpg



> 海外現地情報 > スイス


日本ネット輸出入協会公式メールマガジン【無料】

【日本ネット輸出入協会公式メールマガジン】ネット輸出入のしくみ
ネット輸出入ビジネスについての情報やノウハウ・成功事例について書かせていただいています。
※ このメールマガジンは【協会会員限定】のメールマガジンではありません。



発行周期:不定期

PageTop

協会入会案内

セミナーdvd

コラム執筆者

協 会 新 着 情 報

協会発信コンテンツ

取材・セミナーについて

取材執筆出張セミナーなどのご依頼はこちらから ご連絡ください。折り返しご連絡差し上げます。

協 会 概 要

協会理事運営サイト

協会提携パートナー募集

Valid XHTML 1.0 Strict

Valid CSS!



HOME -  協会について -  協会入会案内 -  活動報告 -  理事の紹介
協会会員限定メールマガジン目次 -  海外在住のコラムニスト募集 -  協会提携パートナーの募集
協会概要 - お問い合わせ - プライバシーポリシー - 特定商取引法に基づく表記 - サイトマップ


掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断転写・転載・公衆送信などを禁じます。