この数十年の間で、紙を使っていたものが、デジタル機器にとって替わられてくるのを、先進国の誰もが目の前で目撃してきました。すでにゲーム分野ではデジタル媒体が首位になって久しいですし、オフィスの業務からお金の決済、コミュニケ...
この数十年の間で、紙を使っていたものが、デジタル機器にとって替わられてくるのを、先進国の誰もが目の前で目撃してきました。すでにゲーム分野ではデジタル媒体が首位になって久しいですし、オフィスの業務からお金の決済、コミュニケ...
フランスの母親とスイスの父親には、子をもつヨーロッパ人という以外、一見なんの接点もないように思われますが、意外な共通点があるようです。両者は共に、ほかのヨーロッパ諸国に比べてフルタイム勤務の割合が高く、同時にフルタイム勤...
EU諸国における EUへの帰属意識と愛着の薄さ 2012年にEU がノーベル平和賞を受賞した際、EU諸国の現地の反応が印象的でした。自国の誰かがノーベル賞を受賞すると、出身国の人たちは自分や身内のことのように誇ったり、喜...
ドイツでは、 コールドディッシュと呼ばれるパンにチーズやハムをのせて食べるような簡単な食事で朝と夜は済ませ、温かい(つまり調理した)食事は昼にとるだけというのが伝統的で、今日でもよくみられます。食事を調理する回数が少ない...
2年ほど前、ドイツで変わったお茶が登場しました。ケーキの味がするお茶です。ケーキに合うお茶でも、ケーキをまぜたお茶でも、お茶の味がするケーキでもありません。単なるお茶だけれど味はケーキ味、というものです。一体これはどんな...
ラジオ、と聞くとどんなイメージが浮かびますか。地味で、話題になることも少なく、華やかなデジタルメディアとは無縁、といった印象が強いかと思います。しかし、ドイツのリューネベルク大学教授でメディア研究者のハーゲンWolfga...
今回は、キュレイテッド・ショッピングという、オンラインショプの新しいビジネスモデルでも、特に男性をターゲットにして急成長している業界について紹介したいとおもいます。(キュレイテッド・ショッピング全般の意味やビジネスモデル...
常に選択・決断している現代人 数年前、スイスのレンツブルクで「決断: 可能性のスーパーマーケットにある人生 」という、 大成功を収めた特別展がありました。倉庫のような広い会場の入り口でエコバックを受け取り、現代人が生まれ...
今年のドイツの意外なベストセラー 今年ドイツでは、意外な本がベストセラー1位となり、人々を驚かせました。90年前に初版が出版されたアドルフ・ヒトラーの著作『わが闘争』です。ただし、今回ベストセラーになったのは、原書の再版...
世界中、ごみ問題に頭を抱えていない国はないといってもいいでしょう。 環境大国と言われるドイツも例外ではなく、様々な次元で、ごみの削減への取り組みがみられます。そのドイツで、今年秋から、テイクアウト用の飲み物を入れるカップ...
世の中には、アイデアとしては優れていても実現化されないものがあります。また、現実に存在しても、 使い勝手が悪いなど技術的な問題が障壁となって、潜在的な需要があっても利用が伸びず、社会にゆきわたっていないものも多くあります...
英語を世界の共通語としたグローバル化が進む今日、日本をはじめ、英語を母語としない国ではどこも、世界の共通語として現在圧倒的な位置を占める英語が上手になりたい、そのために国としても英語教育に力をいれるべきという主張が強くな...