グーグルは「形を読み取っています」
2017-03-29
輸出ビジネス®エキスパート養成講座では、「ドメインの重要性」についてお話させていただいています。
国内はやむを得ない部分もありますが、海外サイトの場合は、まずはドメインをよくよく考えなければいけません。
ドメイン名は小さいですが、検索エンジン対策になります。
たとえば時計を販売するサイトの場合は、「watch」を入れた方がプラスになるということです。
その説明でよく例に挙げるのが、マルイの通販サイト。
「0101」検索すると、マルイの通販サイトが1位に表示されます。
タイトルやコンテンツに、「0101」が入っていなくても1位です。
0101は、ドメインに使われています。マルイ通販のドメインは、voi.0101.co.jp アクセスがあるので、ドメイン名の合致だけで1位になっているのです。
そして、以下の事例も合わせて説明させていただいています。
「おいおい」で検索した場合、このマルイ通販サイトは2ページ目に表示されています(以前は1ページ目でした)。
数字の「0」をアルファベットの「O」、数字の「1」をアルファベットの「I」で、「0101」→「OIOI」→「おいおい」とグーグルが予想して検索結果に反映しているのです。
本当にどんどん賢くなっています。
で、新しい事例みつけました(笑)。
「菊及」というキーワード。
意味ありません。ぼくが考えた造語です。
これで検索したら、1位が料亭の菊乃井のサイト。
アクセスもあるでしょうしタイトルに「菊乃」が入っています。
菊乃?
「菊及」ではなく、「菊乃」です。
前述のマルイの例をより幅が広がった感じです。
グーグルは「形を読み取っています」。
2位は、菊乃という人のブログです。
これまた興味深い結果です。
タイトルに「菊乃」がありません。メタキーワードにもh1タグにも。
descriptionには入っていますが、やはりグーグルはコンテンツを見ているのでしょうね。
これらの結果から活用すべきいくつかのことが学べます。
コンテンツの重要性はみなさん知るところです。
専門的な内容、独自性のある内容、一定のボリュームのコンテンツが検索結果にも反映されます。
違う観点から、わたしがコンテンツのひとつの考え方として推奨しているのが、「いろんな言葉(キーワード)を使う」ということです。
日本語サイトの場合は、漢字・ひらがな・カナカナ・英語といろんな表記がありますので、これは上手に活用したいです。
また「間違った」表記も入れたいところです。
英語の場合だと綴り間違いなどもそうですね。
グーグルが引っ張ってくれますし、実際間違って検索する人もいます。
そういう場合のサイト内でのページ作りは、
「最近、○○と検索される方がおられますが」とか、「よく○○と思ってられる方がおられますが」といった間違った表記での解説ページです。
いかに、
「ユーザーの目の前に自分のサイトを持ってこられるか(見てもらう前段階)」が勝負なので、この小さな努力の積み重ねがライバルと天と地との差を作る一歩になります。
コンテンツはボキャブラリー豊富にいろんな言葉を使っていきたいです。
因みに、「菊乃」で検索すると菊乃井のサイトが圏外というのもまた不思議な結果です。