中国にいる日本人ほど要注意

中国にいる日本人ほど要注意

2011-04-21

中国に5年住んでいて気づいたことなのですが、中国では中国人よりも日本人とのおつきあいほど慎重にすすめてください。
もし中国に進出するつもりの方は、これからいろんな方の助けをかりてでも、中国で成功したい思いはお持ちでしょう。

そのときに、中国で経験があって、いろんな実績をお持ちで、語学の壁を感じることなく、助けてくれる日本人もたくさん現れてくると思います。
でも、そのときには日本で居るとき以上に、自分で付き合う条件をもってぶれずに、気を引き締めて接してくださいね。

たぶん、中国以外もそうかとおもうのですが、海外に住んでいる日本人は駐在している方をのぞけば本当に優秀な方と、日本で住むことができないなんらかの理由をお持ちの方がほとんどだと思います。
ここでいう、日本に住むことができなくなった人というのは、警察につかまるような極悪人のことではないですよ。
仕事でトラブルを抱えて日本で働く場所がなくなってさまよっているような人たちです。
北京が長かったので、大連はまだよくわかりませんが、ネットワークができてくると、優秀な人か、やばい人ばかり目に付くようになりました。

なぜこのようなことを言うのかというと、海外で日本人同士でトラブルが起こったとき、中国の人や中国で法的に対処するような人も、日本人同士のもめ事にエネルギーを裂いてくれません。
日本人同士の名誉や利益の回復に手を貸しても、中国にとってメリットになることは何一つありませんから。
また、トラブった相手の身分によっては、中国の法律で対処できないことも結構多くめんどくさいことがおおいので、法的に助けをさしのべる人もあまりモチベーションがわかないそうです。

さらに、日本に帰って、日本の法律でなんとかできるかといえば、トラブった相手が日本にいなかったり、日本に拠点がなければ、日本の法律でもどうにもならないことがあります。
なので、海外にいて、現地の日本人の助けは日本に居るとき以上にありがたく感じるものなので、ついつい気がゆるみがちなのですが、海外で自国の人とトラブルをおこしてしまうと、取り返しのつかないことが多くなります。
特にこのサイトをご覧になられている方はビジネスを目的で考えている方が多いとおもいますので、こういうときこそ気を引き締めて、取引やおつきあいをしたほうがいいとおもいます。

日本ではあまりニュースにはなりませんが、現地の大使館の情報などでも、かなりの数の日本人が日本人にだまされる事件や、中国人が現地にいる日本人にだまされる情報を聞きます。
日本人は勤勉で真面目だというイメージを信じて、お金には抜け目ない中国人でさえ、コロっとだまされているのですから、ビジネスがらみのおつきあいには注意しましょう。
ちなみに北京にいたときに起業で成功している日本人に多かった共通パターンは、この2つでビジネスパートナーとなる中国人に出会っている人たちでした。

●起業前に現地で修行(お勤めか留学)し、ビジネス以外で一生つきあえる人をみつけその人たちと共に事業を興している。
●中国人と結婚して、伴侶と一緒に事業を運営している。

つまり、ビジネス以外で信用できる何かがある人たちのことです。
なので、ビジネスだけで中国とつきうのは、成功の条件としてかなりむずかしくしてしまっているとおもいます。
さらにその間に日本人が助けてくれるとなると、ずっと助けてくれる人だったらいいのですが。。。。
タオバオ購入代行屋さん 松本英晃
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