中国不動産バブルは離婚にも拍車をかけます

中国の不動産バブルはご存じのとおりですが、不動産価格の高騰が止まりません。
もちろん中国政府も不動産市場の過熱防止にむけた規制を打ち出しています。
たとえば、大都市で既に住宅を所有する世帯の新規の購入を規制したり、所有する住宅に対して毎年税金をかける政策を打ち出してます。

しかし、大都市でお金を持っていたり、資産をたくさん持っている世帯の中心は、規制を打ち出す政府や共産党幹部が中心ですから、抜け穴も多く、実際は効果がないようです。
おまけに、これらの不動産バブル対策は、投機目的の売買を減らし、住宅価格高騰を抑制する狙いで、世帯別にかけています。
個人ではありません。

そのため、この規制をかいくぐるため離婚して別世帯になるまでして、住宅を購入する夫婦もいるとか。
住宅を購入後、しばらくして再び婚姻届を出すケースもあるし、住宅を買わせるため顧客に離婚を勧める住宅販売会社もあるそうです。
このことに対しては政府は取り締まる有効な手立てがないようです。
まー、取り締まる側が絡んでいますしね。
最近では若者のスピード離婚も目立ち離婚は増加をつづけていますが、不動産バブル規制による偽造離婚もそれに拍車をかけています。

いずれにしてもバブルの末期には、必ず政府が規制を打ち出し、それをうまくかいくぐろうと、いろんな部分で変な問題が起こってきます。
それは、日本でもありました。
私が20年前、バブル崩壊の年に入社しましたが、入社2年目の先輩が、一人一人いきつけのスナックを持っていて、1ヶ月間会社のある日は毎日連れ回されたことがありました。
しかも、会社のつけですから。
今では、そんなことできませんね。

アメリカも日本もヨーロッパでもバブル末期に起こる現象はよく似ています。
中国の高成長も終わりにさしかかっているシグナルだと思います。
なので、中国市場を有望と見るのは間違いないですが、進出する地域やどんな商品やサービスがこれからの中国に受け入れられるのか?

これを考えていかないといけないとおもいます。
中国市場はバブル崩壊でなくなる訳ではないですから。
それでも、消費にはさらにこだわりを持つようになってきますから、そのこだわりを知る必要がありますね。

追伸:先日、日本のお袋の味が食べたいと彼女と兄弟・親がいったので、カボチャの煮付けをつくってあげたのですが。。
受け入れられませんでした。
   
かぼちゃは、面取りもせずふかすだけのほうがおいしいって。
作り手の熱い思いだけではうまくいきませんねー。

2011.02.12

松本英晃のプロフィールはこちら

モバイルバージョンを終了