「輸出ビジネス」は東京オリンピックに合わせて計画を
塚原昭彦です。いま円安で輸出ビジネス、輸出ビジネスと巷では賑やかです。
確かに昨年わたしのコンサルティング会員さんたちは円安のおかげで大きな利益をとった方も多いです。
わたしは円安だから輸出ビジネス、円高だから輸入ビジネスという短絡的なことは今まで一度も言ったことがありません(キッカケとする分にはもちろん結構ですが)。
為替は生き物なので予想もできませんし、為替によってビジネススタイルを大きく変えるのはリスクがものすごく高いと思っています。
わたしは2011年の1ドル75円の超円高のときも輸出ビジネスから離れませんでしたし、利益も苦労しながらとり続けました。
その頃がむしゃらにサイトを量産したのが今の収益の柱になっていたりします。
判断力と決断力で臨機応変な対応ならいいですが二律背反的などっちつかずの人が多すぎるような気がします。
情報集めが好きな人に多い、行ったり来たりで結果が出せないパターンです。
2020年の東京オリンピック。
コンサルティング会員さんにはより具体的なことをお伝えしているつもりですが、「輸出ビジネス」を行っている方は是非2020年を目標にやっていただきたいのです。
もう一昨年になってしまいました。
東京オリンピックが決まったあと、2013年9月に書かせていただいた、わたしのメールマガジンからの引用です。
~~ここから~~
これによって、経済効果3兆円、関連会社の株価は急騰などの可能性があります。
たくさんの海外からの観光客も押し寄せます。
では、ぼくたちがやっている輸出ビジネスにはどういった影響がでるでしょうか。
<中略>
日本そのものを知ってもらえるチャンスです。
世界中で「日本」「東京」が紹介されます。
マスメディアの影響は絶大ですので、紹介された地域であったり商品は人気がでます。
簡単に商品が売れるということではなくて、まずはサイトのアクセスが間違いなく増えます。
<中略>
海外から検索してくるユーザーは商品そのものを買いたいというより、はじめは「情報」を欲しがってサイトに訪問してくれます。
まずはコンテンツがしっかりした情報サイトを構築するのがいいのではないでしょうか。
<中略>
海外販売のデメリットの中で、送料と関税というのがあります。
モノが動かない、このようなサイト販売もいよいよ本格的にできそうだなと楽しみになってきました。
<中略>
サイトを作れる人は今からたくさん海外サイトを作ってください。
売れる商品を教えてくれるのは自分のサイトに来てくれたユーザーです。
ご自身のサイトのGoogle Analyticsのデータを蓄積して解析していけば必ず売れる商品のヒントが見つかります。
今まで海外に認知がなくアクセスが集めるのがたいへんだった商品も売れるのに時間がかからなくなるでしょう。
6・7年(2019年から反応取れそう)あれば、これから輸出ビジネスにチャレン
ジされる方も十分な準備ができます。
~~ここまで~~
これは為替などの不確定要素ではなく間違いのない事実です。
売るものがなくてもいいです。キャッシュポイントは物販だけではありません。
まだまだ先の話ですが今からサイトを作れる人は作っておけば大きなリターンがある可能性が大です。
サイト販売で一番苦労するのが「集客」です。
Google Analyticsのデータでいうと「参照サイト」を増やすことと、やはりキーワードで上位表示させることが重要になってきます。
●「参照サイト」を増やすこと
以下は日本のサイトの例ですが、yahooニュースに記事が掲載されると、これくらいのアクセスがきます。
これほどのアクセスはきませんが数百・数千の一過性のアクセスは海外からよくあります。
「日本にこんなサイトがある」と紹介されることがあるからです。
●キーワードで上位表示させる
これは常々やっていることですが、以下はあるテレビの1コーナーで「個人輸出」というキーワードが数回発せられたりテロップに出ました。
たったそれだけでこれくらいのアクセスがきます。
海外のメディアは必ず日本の特集を組みます。
いろんなことが紹介されます。
サイトの集客の手伝いをしてくれるということです。それも強力な。
たとえばですが「こいのぼり」が紹介されてたら「koinobori」で海外からのアクセスがあります。「koinobori」で上位表示させていればアクセスは集まりますし、興味を持ってくれた人は自分のサイトやブログ、コミュニティサイトで紹介(リンクを張ってくれる)してくれるかもしれません。
そのため準備が今から必要だと思っています。
「アクセスがくるように」しておくことと、「アクセスがきてから」の準備です。
今年も円安傾向で、個人的には125円くらいまでいく感じはしていますが、輸出ビジネスされている方、またはこれからしようと思われている方は、今後円高になっても、だまされたと思って2020年まで頑張って続けていただきたいです(笑)。
2015.01.09