販売していないサイトで4,000ドル売れました
2016-03-21
自分の扱っている商材は他人に言わないほうがいいです。
ライバルに真似される、ライバルに参考にされるからです。
わたしは海外サイト販売が得意ですが、サイトURLは絶対公開しません(仕入先・提携先との契約もありますが)。
本は2冊出版させていただいていますが、そこでもURL記載は断りました。
日本からは閲覧不可にしています。コンサルティング会員さんにもそのようにしてもらっています。
ライバルに見られていいことはひとつもありませんので。
自称「売れているサイト」として公開しているサイトは、
ハナから売れていないサイト。
前は売れていたサイト(今は売れていない)。
(仕入れができなくなったなどの理由で)販売できなくなったサイト。
が多い感じがします。
公開しているサイトを真似しても売れないです。
公開して売れているサイトももちろんあります。
わたしの知り合いの国内サイトなどですが、
適正に広告を出稿しライバルより安くアクセスを集められているサイト。
ライバルが追いつかないくらいのオーソリティサイト。
特別な仕入れ(代理店契約・提携など)ができるサイト(信頼感・価格競争)。もしくは自身がメーカー。
と、ライバルには一朝一夕で真似できないサイトなら公開しても大丈夫です。
が、それでもやはりわたしは公開否定派です。
あとひとつ、堂々と公開してもいいサイトがあります。
ライバルが「真似できない商材」を扱っているサイトです。
実は複数のコンサルティング会員さんで最近連発でこの話が出てきました。
免許や認可を必要とするもので、それぞれかなり障壁は高いです。
一般人だとほとんど無理ではないでしょうか。
多分みなさん「海外で人気があるけど売ることができないな」、と想像できる商品です。
今回3つのそのそうな商材のご相談を受けわたしもとても楽しみです。
ライバルはまず入ってこれません。
しかしここはプラスでもありマイナスでもあります。
わたしたちモノを持っていないセラーは、その分野で突き抜けることは難しいですが、いろんな商材を扱えるというメリットがあります。
「仕入れ」と「販売方法」。売るため・利益を得るための重要な両輪です。
しかしまず習得するのは販売方法からです。
仕入れから入りたいという人もいますが、これは成果がなかなかでません。
折角いい商材でも売る力がなければ、誰にも買ってもらえません。
ですので先に販売方法、売る力を身につけてそれから特別な仕入れを目指します。
仕入れの交渉もその方がスムーズです。
商品有りきで販売するのはとても難しいのです。
ですので会員さんたちが苦労して扱えるようになった商材は、簡単には売れませんが、いったん芽が出たらそれこそオーソリティサイトになれます。
一生懸命サポートさせていただこうと思います。
話はちょっと変わって、わたしもいくつか公開しているサイトがあります。
その中のひとつのサイト。弊社クライアント・コンサルティング会員さんでしたら全員ご存知のサイトです。
まずはこんな感じで作ってくださいというサンプルサイトです。
いたってシンプルなものです。
そのサイト、サンプルなので商品は並べていますが決済はできないようになっています。
ですがアクセスはまあまああるし、海外から質問もたまにくるんです。
「販売していないのでごめんさい」と返事しているんですが、先日ちょっと変わった問い合わせがありました。
「会社のパーティーのプレゼント(?ゲームかなんかの賞品とぼくは理解しました)にしたいがアメリカから買ったら間に合わないので」ということでアジアの国の方からいただいたのです。
いくらでも探せばあるでしょうにわざわざ問い合わせしてまで。
でもなんか面白そうですですね。
利益を乗せて金額を提示しました。PayPalで支払ってもらいました。
しばらくするとまたメールがあり、別の商品の価格を教えてほしいとのことです。
詐欺のにおいがプンプンしてきました。
これも言い値で決済完了。
住所を調べてみるとなるほど会社みたいです。詐欺ではないのかな。
その後も何度もメールでやりとりし、結局18個の商品4,000ドルくらいお買い上げいただきました。
やりとりたいへんでしたが利益も10万超えているので良かったです。
言い値ではありましたが、もちろんぼったくり的な料金設定ではありませんでしたし、3回目からは円決済にしてもらったらので利益確保できた感じです。
反対にお客様も詐欺に遭うのではという不安はありました。
実店舗の写真や、他の販売サイトを見せてほしいと要望がありました。
英語のプロフィールページや協会のサイトなどをお見せして納得してくれました。
今日も連絡があり、この取引がうまくいけば継続的に日本の商品を紹介してほしいと書かれていました。
いいお客様なのか、それとも新たしい詐欺なのか。
また機会がありましたらご報告させていただきます(笑)。