Payoneer (ペイオニア)のサービス解説と活用方法
2017-06-27
Payoneer (ペイオニア)は、米アマゾンやその他のマーケットプレイスでの販売した売上の受け取り口座として利用できます。輸出ビジネス・越境ECではなくてはならないサービスです。
※ペイオニア・ジャパン株式会社より、資料画像引用の許諾をいただいております。
このページでは、現時点(2017年6月)でのPayoneer (ペイオニア)のサービスとその活用方法を説明させていただきます。
Payoneer (ペイオニア)を利用すると取引の流れが簡素化でき、大きな時短にもなります。
Payoneer (ペイオニア)の設立は2005年で世界12ヶ所に拠点があります。
日本では、2015年に、ペイオニア・ジャパン株式会社が設立されました。
Payoneer (ペイオニア)は無料でアカウントを開設できます。
受け取り口座を作るために、アメリカに銀行口座を作りに行かなければいけない、なんて時間も費用もかける必要はなくなりました。
取引の流れは以下のようになり、とてもシンプルです。
米アマゾン取引などはこのパターンです。
これからスタンダードになる「請求サービス」
受け取りサービスは、利用度も高いですが、越境ECをされる中小企業やマーケットプレイスを使わない販売においては「請求サービス」が使えます。
これまでは、海外送金かPayPalを使うしかありませんでしたが、手数料が安く着金まで早いので、その代替サービスとしてこれから使用頻度は増えるでしょう。
現在、トルコでPayPalが使えないため、トルコから売上金を受け取る際は、弊社でもご提案させていただいています。
Payoneer (ペイオニア)を利用するにあたり、かかる費用は、為替決済手数料だけです。
為替決済手数料は1~2%です。
10,000ドルの商品を販売して、Payoneer (ペイオニア)で受け取る場合、わかりやすく1ドル100円とすると、10000×98円(為替決済手数料2%の時)の計算となるということです。
海外送金・PayPalよりはるかに安いですね。
取引金額が大きければ大きいほどメリットがあるので、これからC to B、B to Bされるセラーは有利になってくると思います。わたしたち中小企業の経営者・個人事業主は「利益」を残さなくてはいけません。
そういう意味で売上は関係ないのですが、わたしがある程度のステージになると売上も上げていかなくてはいけないと言っている理由はここにあります。
売上をあげる程、手数料の恩恵を受けれて利益が増えるということです。
Payoneer (ペイオニア)は新しいサービス
Payoneer (ペイオニア)は新しいサービスもはじめられました。
自動引出サービス
予め設定した頻度で自動的に日本の銀行に引き出してくれるサービスです。
24時間毎・週毎・月毎や、アカウントに残す残高を設定できたりします。作業の効率化になりますね。
ストアマネージャー
複数のアマゾンストアの運営に便利な機能で、一元管理ができます。
ストア毎の入金を一覧表示でき管理ができるようになります。
メイク・ア・ペイメント機能
個人的には一番うれしいです。
Payoneerアカウント間の送金ができます。これはPayPalでもできます。弊社もよく使いますが手数料がかかります。
Payoneer (ペイオニア)は送金手数料が無料です。海外での支払いや、外注さんへの給料などドルからドルで支払いができます。
先日、ペイオニア・ジャパン株式会社 カントリーマネージャーの根本氏とお話しさせていただきました。
弊社のような小さな会社でも丁寧にご説明していただき、いろんなご提案もしていただきました。
Payoneerユーザーを増やすということはもちろんおありでしょうが、まずは多くの人に越境ECを知ってもらってドンドン海外販売してほしいというお考えだとわかりました。