淘宝(タオバオ)が94.7%を占め圧倒的一位
こんにちは、徳原です。
今回は、タオバオの基礎的なことをお伝えします。
昨日(2月28日)の日経新聞に『中国ネット市場 寡占進む』という記事がありました。
そこには、ネット検索では百度(バイドゥ)がシェア72.3%で一位。
二位はグーグルで26%とのこと。
そして、個人間(CtoC)のネット販売取引では、淘宝【タオバオ】が94.7%を占め圧倒的一位。
そしてBtoB市場においてもタオバオの親会社であるアリババが54.4%のシェアを握っているとのことでした。
94.7%ですよ!
この数字は驚異的です!!
ほとんど100%に近い数字です。
圧倒的です。
中国ではネットサービスの提供元をかなり制限しており、自由競争が出来ない環境にあることも影響している部分もあるかもしれません。
ですが、商取引の場合は、ネット検索や掲示板サイトのような国の規制がない中でタオバオは驚異的なシェアです。
それを考えるとやはりタオバオは、スゴいなぁ~と思いました。
まぁ、集計が個人間の取引の数字なので、こうなっちゃうんだと思います。にしても、スゴいですね。
恐らくですが、個人間(CtoC)に留まらず、BtoC 市場においてもタオバオは他を圧倒しているものと思います。
と考えると、中国で何か商品を購入する際には、タオバオ以外のサイトはあまり考えなくて良いと考えられますね。
その他には、前述の百度が運営している『有啊』(ヨゥア)や『拍拍】(パイパイ)というサイトがあります。
何れもタオバオに似通った雰囲気のサイトです。
取り扱い商品数などは、タオバオの足元にも及びませんね。
やっぱり、タオバオだけで十分という感じです。
また、一応タオバオは中国のオークションということになっています。
ですが、オークション形式…いわゆる入札して商品を購入するということは、ほとんどありません。
タオバオで販売されている商品のほとんど(90%以上)は、即決価格で販売されています。
また、タオバオの商品一覧やショップページの表示のされ方など、日本でいう楽天やヤフーショッピングのようなショッピングサイトの形をしております。
そして、扱われている商品もそのほとんどが新品です。
そういう意味からもタオバオは、オークションサイトというよりもショッピンングモールと考える方が理解し易いですね。
タオバオはじめ、中国では中古品を購入するという商習慣がまだ根付いていないようです。
なので、なかなかオークションのような形が取れないのかもしれません。
何れにしても、中国語など外国語に拒否反応してしまう方も、一度タオバオを覗いてみて下さい。
会員登録など、諸処の手続き・ステップを踏まないことには、間違って購入してしまったなんてことにはならないので色々なところをクリックしても大丈夫!安心です。
タオバオはショッピングモールと考えて、販売されている商品の表示価格はそれが販売価格だと理解すれば、あまりの安さに驚くことかと思います。
基本、タオバオは中国のサイトなので中国語で商品検索をしますが、中国語が分からなくても検索欄に日本語で何か思いつくキーワードを入れて検索してもいいでしょう。
以外に色々な商品が出てきますよ。
タオバオがどんなものか気になった方はこちらをご覧下さい。
淘宝【タオバオ】サイト
http://www.taobao.com/