コロナ危機は、世界中の学校教育にとっても、大きな試練となりました。感染拡大への恐れから、通常授業を急遽とりやめにすることになった学校が相次ぎ、昨年、11月末の時点で、世界中で、学校に通う生徒の約3分の1の学校が閉鎖されて...
コロナ危機は、世界中の学校教育にとっても、大きな試練となりました。感染拡大への恐れから、通常授業を急遽とりやめにすることになった学校が相次ぎ、昨年、11月末の時点で、世界中で、学校に通う生徒の約3分の1の学校が閉鎖されて...
国境再開とヨーロッパ人の夏季休暇 ヨーロッパではコロナ危機によるロックダウン以来ヨーロッパの各国間の国境が閉鎖されていましたが、6月15日月曜から、ほとんどのEU加盟国とスイスなどの周辺国の間の国境が再び開かれました。3...
非常事態下をどのように過ごし、何が変わったのか ヨーロッパ諸国がロックダウンをはじめてから、5週間あるいはそれ以上がたちました。4月下旬の現在、ドイツ語圏では、営業を禁止されていた店舗の営業を認める、ロックダウン解除の措...
ドイツの国内の問題であり世界的に共通する問題として 前回からヨーロッパの若者に注目していますが(「世界最大の交換留学プログラム「エラスムス」 〜「エラスムス」世代が闊歩するヨーロッパの未来」)、今回は、5月に行われた欧州...
企業と企業を結ぶシェアビジネス シェアリング・エコノミーと聞いて、みなさんが真っ先に思い浮かべるのはなんでしょう。ウーバーや民泊など、個人と個人が結びついた貸し借りやサービスといったことではないかと思います。 今回は、そ...
前回、国内で不足する介護人材を海外から確保しようと奔走するドイツの様子についてみてみました(「ドイツの介護現場のホープ 〜ベトナム人を対象としたドイツの介護人材採用モデル」)。 ドイツの隣国スイスでも、医療業界全体で多く...
前回(「移民の模範生と言われる人々 〜ドイツに移住したベトナム人の半世紀」)、1970年代からドイツや西側諸国に移住したベトナム出身の人々の状況についてみてきましたが、それから半世紀たった今日、ベトナム人が、再びドイツで...
移民をテーマにした4回のシリーズ 日本では、昨年、国内で深刻に不足する労働力を補完するため、出入国管理法を改正し新たな在留資格「特定技能1号・2号」を設けました。これによって今後5年間に海外から約34万人の人材が入ってく...
肉食という、欧米社会で長く定着してきた食文化は、現在、ドイツやほかのヨーロッパ諸国で、主に二つの観点から、厳しい目にさらされています。一つは環境負荷を憂慮する立場から(菜食に比べ肉食は環境負荷が大きいため)。そしてもう一...
デジタルメディアが発達し、社会のペーパーレス化が進んでいるように思われますが、ドイツでは、ドイツの国内製紙工場の売り上げをみると、1990年に86万トン、2000年では105万トン、2016年では153万トン(Eine ...
二年前にドイツで考案・実施され、その後一年でヨーロッパを中心に世界で14カ国が実施を計画されるまでに、国内外で関心が集まっている、対話プロジェクトについて、前回、概観しました(「ドイツ発対話プロジェクト 〜〜フィルターバ...
もしも、まだ会ったことがない人が、自分の意見や世界観と全く異なる意見や世界観をもっているとすでにわかっていたら、みなさんは、その人に会いたいでしょうか。できることなら、会いたくないと思うでしょうか。会うのを避けたいと思う...