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デジタル読解力 日本は4位、ノルウェーは10位

2011-06-29 [EntryURL]

28日、経済協力開発機構(OECD)は、世界19か国の15歳を対象に2009年に実施した学習到達度調査(PISA)のうち、インターネットやメールの技能を使って問題を解く「デジタル読解力」の結果を初めて公表した。

平均得点は韓国が1位、日本が4位、ノルウェーは10位だった。PISAをはじめとする国際学力テストでトップに躍り出て、教育先進国としてここ数年注目を集めるフィンランドは今回不参加。北欧ではそのほかにアイスランドが6位、スウェーデンが7位、デンマークが13位だった。

デジタル読解力の問題では、問題を解くためにプリント読解力に加えて、ホームページへのアクセス、ボタンのクリック、コピー&ペースト、メールの送受信、ウェブの掲示板への書き込みなど、ICTリテラシーに関する知識や技能が必要とされる。

VG紙によると、ノルウェーの教育大臣であるクリスティン・ハルヴォシェン氏は、PISAにおけるノルウェーの学力が改善されてきていることに喜びの声をあげるとともに、「ノルウェーの生徒はデジタル・メディアのヘビーユーザーであるのだから、もっといい結果を導き出せるはず」と、今後のさらなる飛躍を期待している。

また、ノルウェーでは男子よりも女子のほうがデジタル読解力で成績が良いことにも注目が集まった。ノルウェーでは15歳児の93パーセントが学校でコンピューターを使用している。高い割合の学生がコンピューターを日常的に使用している分、ノルウェー王国としてはPISAでさらに上位に躍り出たいところなのかもしれない。

参考URL

OECD生徒の学習到達度調査「デジタル読解力調査」のポイント
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/06/28/1307651_1.pdf

VG紙 Jentene knuser guttene i nettlesing
http://www.vg.no/nyheter/innenriks/artikkel.php?artid=10087997


外国人に人気のあるケニアブランド (1)

2011-06-27 [EntryURL]

みなさん、こんにちは。
今日は外国人に人気のあるケニアブランドについてお話させて頂きたいと思います。
ケニアにKAZURI(カズリ)というアクセサリーブランドがあります。KAZURIの商品は陶器でできていて、制作している女性達を支援しているそうです。Kazuriとはスワヒリ語で「小さくて美しい」という意味だそう。

ケニアに住んでいる外国人女性の多くはここのネックレス等を持っていますが、ケニアを訪れる外国人にも人気です。先日、日本人の友人から「帰国する時には、KAZURIのネックレスを買ってきて!」という依頼もありましたので、日本人女性にも好まれるデザインのようです。

日本ではたまにNGOが販売していることがあります。
価格はケニアで購入すると1,500円~3,000円くらい、日本での販売価格は5,000円~6,000円程度のようです。常に取り扱っているお店は無さそうですので、興味がある方は狙い目かも!
私が持っているkazuriのネックレス

kazuri.JPG

色味はいろいろあります。グリーン系、レッド系、ブルー系、イエロー系など。
ネックレスの他、ピアス、バングルなどもありますよ。また手作りのため、全て一点物です。
他の商品はこちらをご覧くださいませ。
http://www.kazuri.com/



中国から仕入れた商品は、販売するなら必ず検品して下さいね

2011-06-22 [EntryURL]

仕事がらタオバオやアリババから商品を購入するのですが、 日本の基準で見ると、すべての商品において問題がでてきます。
なので、中国のネット仕入れの代行をするときには、 数量と外観から見たチェックしかしない代行業者がほとんどだと思うので、 日本で届いた荷物をみて、がっかりされている方も多いのではないでしょうか?

購入代行業者に手数料を払っているのに、検品サービスしていますといいながら、その内容が数量や色チェック、外観チェックだけというのもそれって検品サービスってわざわざいうほどのものなのかなと思います。

問題の大半は、ファッション関係でいえば、汚れ、穴、やぶれ、縫い漏れです。
この部分のチェックをしてあげるだけで、問題の9割は解決します。
また、ほとんどの代行業者で、中国の慣習により返品できないことがありますと説明するところがほとんどですが、実際は写真で証明できるものは99%返品できます。

例えば、タオバオでショップともめたときには、タオバオに仲裁を申し入れするのですが、タオバオでは商品が届いたときに、サインしてしまったあとで検品して不良品が見つけたとしてもショップは受け付けなくてもいいという不利な制度がありながら、サイン後検品してみつけた不良品の返品を私はこれまで失敗したことは、1度しか有りません。

これには交渉するときにコツがあるのですが、代行業者が返品できないという返事をする場合は、めんどくさいか、タオバオが行う実質の判断基準をしらないでほっといているところがほとんどだとおもいます。
たしかに、ショップとの交渉はめんどくさくて、明らかに相手が悪くても、平気で嫌がらせや、時間稼ぎをするところも多いので、めんどくさく、中国人スタッフに言わせると、中国の交渉は戦争だと言うくらいなのですが。。

それでも、チャットで購入前にチャンと証拠がのこる交渉をしていれば、サインしたあとで検品しても、それでも返品できる証拠を提出することで無料で返品はできます。
ほとんどの業者がこのあたり融通がきかない理由は、手間がかかり、儲かる余地がないと思っているサービス提供側の都合だけです。

私のところでは、日本へは不良品を持ち込ませないをモットーに、不良品を見つけるために開封して検品しています。
そのかわり、利用者とこちらで二度手間になるような作業を省いて、お客さまにも品質のレベルのご理解をいただいて、なんとか手間がかからない形で検品をやっています。

そのため、中国ネットサイトからの購入代行サービス初めて1年ぐらいたちますが、日本へお届けしてからの苦情は1,2件はありましたが、未だに日本から送り返えすから返品してほしいと言われるような取引をしてしまったことは、1度もありません。

そのためには、お客さまが一番困る重要で必要なところだけ作業をして、あとは、お客さまにも中国の商品の品質レベルを理解してもらえるよう説明を絶やさないようにしています。
あと、いくら代行業者や貿易業者が検品するといっても、自分でもどれだけたくさん買ったとしても売る前には一つ一つ中をみて検品してくださいね。

その理由は、日本と中国の検品や品質の考え方の違いです。
ファッションでいえば、一番気になるのは、ミシンの針が残ったままになってないかということです。
日本など輸出品については、必ず服を縫い終わったあと、すぐにセンサーで服の中に折れた針が残っていないか針チェックをします。
日本の企業と取引するためには、細かい日本の企業人のチェックに少しでも引っかかると、取引してもらえない恐れもあるのか、中国人の職人さんも必死になります。

でも、中国国内で出回る商品は、そのあたりがアバウトですし、購入する前に確認しない購入者側が責任があるという姿勢のショップがほとんどなのでそれをしなくてもいい基準になっている物が多いです。
日本では、販売者が販売する商品が安全であることを確かめているのは当然だという購入者がほとんどだとおもいますからこのあたりのチェックは必ず行うようにしてください。

私のところのように、そんなに取引がなくても、これまで服の中に針がはいっていたことが2回ありました。
中国のものが安いのは、このような手間がかかる安全性を確かめる工程をかなりの部分、スキップしているからでもあります。
また、震災によって需要が増えた、自家発電型のライトにはリチウムイオン電池など電池が入っていますが、これも品質のいい電池はつかってませんので、これまでも1回小さな爆発を経験しました。

なので、電気機器関係や、特別なルートで電池が入っているものを仕入れたときにも、必ずチェックをしてくださいね。
最後に、明らかな品質問題なのに返品できないと代行業者がいってきたときには、タオバオやアリババから購入した商品であれば、急ぎでないのであれば、代行業者には、タオバオやアリババの返品申請をした上での回答をされているのか聞いてみてはいかがでしょうか?

普通、返品申請をすれば、結果がでるのに時間がかかります。
なので、お客さまが返品を申請して、すぐに返品できないような返事をする業者は、購入段階で返品できるような証拠を残しながらショップと交渉はしてないと思われますし、多分、ショップへの返品交渉だけであきらめ、タオバオやアリババなど仲裁に入ってくれる機関があるにも関わらずめんどくさいからその制度を使わないで、返品できないといっているだけだと思います。
 


ノルウェーの学生はパソコンがノート代わり

2011-06-07 [EntryURL]

カチャカチャカチャ。
静かな教室に鳴り響く、キーボードの音。
ノルウェーの高校生や大学生は、シャーペンでノートにメモをするのではなく、ノートパソコンですべてを記録して勉強をする。

高校ではパソコンが無償提供

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高校生ムラちゃんの通うオスロのとある高校では、大半の高校生がWindowsを無償で提供してもらう。ムラちゃんのクラスは音楽専攻ということから、クラスメートたちはMacを使用。Macの場合は毎年850クローネ(約1万2700円)を払わなければいけないが、政府から同額の援助金が支給されるので、無償に等しい。
ムラちゃんの高校に限らず、ノルウェーでは多くの高校で同じ制度が適用されている。

高校で期末試験がある時も、試験問題は生徒所有のパソコン画面に表示される。「カンニングがしやすいのではないか?」とムラちゃんに聞いたところ、「先生たちが後ろで試験監督をして見張っているから、カンニングはほぼ不可能」とのこと。

大学の講義中、大学生たちはFacebookを覗き込む

大学では期末試験でパソコンはあまり使用しないが(レポートはパソコンで提出)、講義やセミナー中にノートパソコンを持ち込む習慣は変わらない。疑問に思うことがあると、教授も学生もすぐにパソコンで情報収集をし始める。日本の教授たちであったら、学生が目の前でパソコンを開いてカチャカチャし始めたら、嫌がるのではないだろうか?

大講堂での講義は、後ろの席に座って教室を見回すと面白い光景を見ることができる。ノートパソコンを開いている学生の多くの画面が「青い」。Facebookを見ているのだ。日本ではmixiやTwitterが人気だが、ノルウェーではFacebookが圧倒的な支持を国民から得ている。授業中にFacebookで友だちのアップデートを見たり、「つまらない授業だ」とつぶやく学生は多い。

高校時代からパソコン使用が義務付けられているノルウェー人を見ていると、「もし、私も若い時からこれだけパソコンを使用していたら、もっとパソコンに強くなっていただろうか」と、多少羨ましい思いがしなくもない。
カチャカチャカチャ。

いつか、大学生たちがパソコンを教室に持ち込み、後ろの席から覗くとFacebookの青い光景が広がる、という日は日本にもくるのだろうか?
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中国のネット取引は、日本より利用者のことを考えている

2011-05-26 [EntryURL]

まだ、最高気温が20度をこえない大連からお届けしています。
実は、大連は将来的に、中国で一番原子力発電所が集中することになっています。
地震があまり多くないからでしょうか?
多分、中国の端だし、お隣は北朝鮮だし、もし事故が起こったとしても、放射能の被害を直接うける地域が限られるいい地域とう判断からきていると思っています。
なので、せっかくきれいな地域なのですが、長期的に住み続けるかどうかはパートナーとじっくり話し合うことにしました。

どこにできるかとかほとんど国民には明らかにされないので、このあたりは中国は怖いですね。
ということで、中国のネット取引は、もともとわけのわからない中国だから、ネットとなるとさらに怖いと思われがちですが、実は使ってみると、日本より良心的で、安心できると感じています。
中国のネット取引の8割は、ソフトバンクも間接的に投資したことになっているタオバオやアリババをつかった取引なので、そのなかでの取引が中心になります。

タオバオやアリババの支払いはアリペイ(支付宝)を使うのですが、これは銀行口座のデビッド機能、クレジットカード市販の金券カードでの補充が可能なので、タオバオやアリババの中で商品やサービスの購入から、支払いの確認まですべてタオバオやアリババの中の画面で確認できます。
日本だと銀行振込など支払い手段でよくつかわれる機能が、ネットのショップの決済機能と連携していないことも多く、振り込んだあとメールなどの別の連絡手段で確認をとったりと、ショップのなかで支払いまでが完結しないことも多いとおもいます。

また、支払いは別の決済サイトに飛んで支払いがおわっても、元のサイトにもどらないので、この取引は支払いが済んだようだが、ショップ側までこの情報がチャンとながれているのか心配になることはないでしょうか?

タオバオでは支払ったかどうかも表示されるようになっているので、決済システムと連携されていることが目で確認でき安心できます。
さらに、便利で安心で手間がかからないのは、配送状況の確認も主要な運送会社なら、タオバオやアリババの管理サイト内で確認できます。
荷物の追跡は運送会社のホームページにいかないとできないとか、そんな日本のネット取引の現状とは違います。

タオバオやアリババの自分のアカウントの管理画面をみれば、商品の購入リストから、その支払い状況、荷物をいつ何時にどの運送会社から発送されていて、いまどこにあるかなどもわかります。
さらに、さらに安心できるのは、商品がとどかなかったり、とどいた商品に問題があれば、タオバオやアリババの中で返品の申請などもできたり、返品に応じない場合はタオバオ側に通報したりできて、しかもそのやりとりの状況がすべて、タオバオやアリババのシステムのなかで把握できます。

ヤフオクや楽天でも、取引の問題まで絡んでくれることはほとんどないとおもいますが、中国では交渉がうまくいかない場合は、タオバオやアリババ側が間にはいり、もめ事の仲裁にはいってくれたりします。
なので、交渉が感情的になってしまいお互いこれ以上すすめられなくなったあとでも、タオバオやアリババではまだそこから交渉を解決にもっていくことができます。
なので、日本の楽天やヤフオクのこのあたりのシステムをみていると、手間だし、古いし、利用者のことを考えたサービスがまだまだ足りないなと思います。

あと、極めつけは、ショップ側には商品が到着して確認してからでないと、ショップ側にはお金が支払われないシステムになっていますから、購入者側は安心して取引できます。
なので、なにかきっかけがあれば、このシステムは日本でも使われる時代がくるのではないかと思っています。
なっといっても、孫さんのソフトバンクやヤフーも絡んでいる部分ですから。

中国にいると、ビジネス取引の面でも日本よりも利用者のことを考えられていて、社会主義的な発想が日本よりもない仕組みやサービスがいっぱいあることに気づきます。
※ちなみに、中国の銀行や病院は、正月以外、土日も祭日も、平日と同じように営業していたり、営業時間も朝9時から夕方5時までと、またネット銀行は24時間振り込んだのが確認できたりと、日本の銀行や病院って、昔の慣習や供給側の発想から抜けられていない部分が多く、社会主義的だなと思っています。。


問題を仕事として取り組むのに苦労している人が多いかな。まだ。

2011-05-17 [EntryURL]

こんにちは
タオバオ購入代行屋さんの松本です。
最近、ネットショップをやるお客様の注文が増えてきているので、うれしくてたまらない毎日です。
ネットショップをやるお客様の注文は、日本に到着してからの不良品がたくさんあるとこまるので、私のところのように、服の検品をしていた元プロのスタッフがいるところには、願ってもないお客さまです。
注文するお店も絞ってまとめてどばっと仕入れるので、ショップとの交渉のやりとりがらくになり、手間がかかりません。

その分、検品作業は数が多いので時間的に大変です。
また、見つかった不良品は返品交渉するのに一番神経をつかいます。
タオバオやアリババなど中国のネットショップで仕入れると返品はほとんどきかないとみなさん思ってませんか?

でも、電話で確認したところ、タオバオではサイトの説明通りでなかったり、電話やチャットで説明された内容と違う場合は、原則ショップがすべての費用を負担して、返金や交換に応じないといけないようになっています。
ちなみに、1000回には及びませんがそれに近く取引しましたが、200件ぐらい返品交渉しました。
まー、5件に1回はショップとケンカしないといけないレベルの品質と考えてください。
実際は、日本人感覚で考えたら返品出来る物はたくさんあるのですが、それもいれると多分、3件に1件はなんらかの問題があります。

なので、中国では仕入れる前のチャットでのやりとりが重要です。
返品する口実をチャットで記録として残すために。
日本や欧米のサイトのように、注文がくるまで外出していてもいいなんて考えでは中国ではいけないのです。
サイトにきて、チャットで返事くれなかったら、購入したいお客さまはすぐに他のショップにうつります。
サイトで書いてあっても、電話やチャットでやりとりした内容のほうが優先されますから、ショップの人も営業時間ないはすぐに対応できるようにパソコンの前に張り付いてるのが常識です。
中国ではサイトで書いてある内容は信じてませんから、買う前には必ずお店の人の声や説明をききたいし、できれば見る場所があるなら駆けつけてから買いたいぐらいなのです。
上海ではネットだけをみて買う人が多いですが、北京では道も広く車社会の町なので、サイトをみてお店があるショップならお店にいって見て買う人が多いようです。

そんなことで、私はいっぱい注文があるので店までかけつけて買うことはできませんから、タオバオの規則と違うことがサイトに書いてあれば、それをスタッフにチャットで確認して記録として証拠が残るようにやりとりを指導しています。
例えば
・商品タイトルに、ブランド、本物、正規品とかかいているけど本当なの?
・正規品や本物って何に対して言ってるの? 
 ひょっとしてデザインや生地が同じだからということで使ってない?
・品質の問題があったときに、なんで商品を送り返す運賃はコチラ持ちなの?
 
 タオバオの人にきいたらそれはサイトに書いても、タオバオの規則が優先されるみたいよ。
・宅急便がもってきた荷物は、検品してからサインしないと、サインしてからの返品は受け付けないってどういうこと?
 中国の宅急便は他の荷物が盗まれるの怖いから配達のお兄さんはマンションの入り口までしかもってこないのは、どこの地域でも同じ状況でしょ。
 私に道路で荷物広げて検品しろといってるの?雨だったら外でどうやって開封して検品したらいいのよ。
あんまり聞きすぎると、もう買わないでということになるので、同じ店にこのようなこと全てを必ず聞いているわけではないです。

しかし、ただでさえ輸出できなかったり、店で売れない物ばかりが流通していることになっているタオバオですから、日本に荷物が届いてからお客さまのがっかりした思いはしてもらわないように、中国から出る前に食い止めようと策を練ってがんばっています。
最近はアリババジャパンで、英語や日本語で仕入れるものが見つかり話しがまとまったけど、先払いしないといけないからどうしても踏ん切りがつかないとかいうお客さまの悩みを、解決して後払いにしてあげたりとかもしています。

いずれにしても、ショップとの交渉はタオバオの規則できまっていても、そんなことお構いなしの配慮ない対応をするショップがほとんどなので、結果は返品できるようになることが多くてもいろいろ嫌がらせもされます。
これまで返品交渉で95%は返品や交換を勝ち取ってきたのですが、結論はでたあとでも嫌がらせしてきます。
荷物を返却しているのは宅急便の追跡調査をみればわかるのに、何日もほったらかしで返事をしなかったり、袋が前と違うなどとウソを言うので、写真をおくらないといけなくなったりと、最後まで抵抗されます。

なので、実はスタッフに言わせるとチャットのやりとりでなく、これは戦争やケンカなんだそうです。
中国人は白黒つけないといけなくなったら、最後までとことんはっきりするまで、感情むき出しで突っ走る人がおおいように感じます。
スタッフをみていると大変です。
“仕事なんだから、問題が起こるのは当然”といってもだめです。
なんとなく、話を聞いていると、どんな取引・交渉でも負けそうになったり、抵抗されるのがいやなんだそうです。

そのいらだちをどこかにぶつけたそうな感じがプンプンしてます。
挙げ句の果てには、日本人が求める基準はタオバオで求めるのは無理で、こんな細かくチェックしたって、どうせ返品はでるんだから、事前チェックなんて私にさせないでみたいなこともたまに言われます。
それいっちゃうと、日本から仕事こなくなるんだけど。。。という感じなんですが。
日本人なら感情を抑えて、いやなことも仕事なんだからと他人事のように淡々とすすめていける人が多いとおもいますが、こっちだとそのようにはいきません。

まだまだ、重要な仕事としてお金で解決したと思ったポジションでも、それなりの報酬を得ているのに、仕事と割り切ることができず、白黒つけることに白熱してしまって、そのストレスからお客さまのことを考えた視点がもてない行動をとる方の対応が多いようにおもいます。

毎日、ジェットコースターのような感情の起伏がある人たちの光景を眺めているのですが、交渉もできず僕にはできませんどうしたらいいでしょうかと解決できない問題をすぐトップにもってくるようなスタッフじゃなくてよかったと非常に感謝していますけど。
毎日、戦いの終わったあとのご褒美を用意することに頭を悩ませる日々です。


雨の日は荷物がこない、取りにもこない宅配便事情

2011-05-09 [EntryURL]

こんにちは。
タオバオ購入代行屋の松本です。
まだ、朝の気温が5度とか6度の大連です。
ところで、私は中国のネット仕入れのお手伝いをしています。
タオバオを中心として、アリババ、パイパイ、amazon中国など中国の主要なネットショップから日本のお客さまの代わりに購入し、日本に発送しています。

よく中国からの荷物は、汚れたり、壊れたり、箱がつぶれていたりする話をうわさに聞くとおもいますが、どんな人がどう運んでいるからそうなるのか、中国の物流事情を紹介したいとおもいます。
まず、中国には郵便局が運営している国内宅急便サービスでEMSがあります。
EMSというと郵便局のネットワークでむずぶ国際便とおもわれるかもしれませんが、中国には国内もEMSがあります。

しかも、日本でいうゆうぱっくみたいな小包サービスもあるので、郵便局は国内の配送網が複数あります。
また、日本でいうヤマトや佐川のような宅急便会社が、山の数ほどありますが有名なのは5,6社になります。
中通、申通など日通ペリカン便と間違えそうな名前の会社がずらーっとあり、上海~大連1200キロぐらいだと、どの便もだいたい1キロ単位10~20元(150~300円)ぐらいでおくってくれます。
でも、会社によって航空便がないところがあります。

上海~大連だと航空便のある地域からの出荷は2,3日で届くのですが、トラックでしか運べない会社になると、6~9日はかかるので、購入するショップからの配送手段を選ぶときには一番気を遣います。
できるだけ安く送料を抑えたいのですが、選択を間違うと、日本にお届けする予定が4,5日も変わってしまうので、見積もり依頼の回答をするときに、お客さまに安さか時間を選ぶのかどちらかにしてもらっています。

ちなみにここを意識しているので、私のサービスを使うと4月の実績は最短で購入から5日で、返品対応しても18日で日本にお届けできております。
そして、驚くことに中国の宅配会社は、宅配会社なのに自分たちの車や社員は荷物をお届け先にとりにいったり、配達したりしません。
集荷/集配は、契約した個人や会社がおこなっています。
宅配会社は、集荷・集配センターに待機していて、大都市間の配送をおこなっているだけで、顧客と接する機会はありません。

宅配会社の人は、顧客と顔をあわさないで顧客サービスをどのように考えているのかとおもいます。
全ては契約した会社や個人が対応することになるのですが、すべて地方や大都市の郊外から出稼ぎにきた若者がおこなっています。
学歴の不十分な出稼ぎの若者男性は最近では、建設現場よりも宅配のほうががんばっていると給料が桁違いに高いので、みんな短期間必死になって働いて稼いで、実家に家をたてたり、送金したり、店を持つなどの起業資金をためているそうです。

北京だと普段で月3000~5000元(5~8万円)、正月前後は8000~10000元(10~15万円)と、中国の外資系の大卒の給料以上を普段かせぎ、正月前後は外資系企業の部長クラスの給与を稼いでいるそうです。
これは、携帯電話代や運搬手段の経費を差し引いて残る金額だからすごいですね。
そのかわり、朝から晩まで夏も冬も走り回らないといけないのですが。。
ただ、契約しても電話代や荷物を運ぶ手段を自分で負担しないといけないので、クロネコや佐川のように立派なトラックなんて支給されないし、買うこともできません。

そこで、なにで運んでいるかというと二輪車です。
中国では、最近自転車にかわり、電動自転車が人気で、安い物で2万円もあれば手に入ります。
また、時速も原付並みの40キロはでるものもあります。
みんなこれを改造して、荷台を大きくしたりして運んでいます。
なので、あまり宅配で大きな荷物が届くと、
取りに来てくれとか無責任は電話がよくかかってきます。
その場合は、社長は稼いで車はもっているはずだから、車でもってこさせなさいと私はいってます。
いずれにせよ、バイクで運んでくるので、落としたりしているのかもしれませんが、よく箱がつぶれたりしています。

あと、箱はかさばるので、ほとんどグレーか黒のビニール袋にいれて、テープでぐるぐる巻にしたものがとどきます。
なので、さわると泥やほこりがついたのかざらざらしています。
ちなみにその状況がよくわかる光景をご覧下さい。
CAPT0204.jpg
こんなことなので、雨降ったら、やむまでは荷物はとどけられません。
タオバオを中心として、楽天の数千億を軽く抜く、数兆円規模のネット取引が中国ではおこなわれており一大産業になっているのですが、
こんな事情もあって、物流はというと、いつパンクしてもおかしくないくらい、脆弱な体制で行われております。

タオバオは親会社のアリババ自身が中国の物流業界自体を変えるために、去年から自前で体制をつくる準備がすすめられているそうです。
中国のことなので、これが本当だとすれば、あと数年もすれば、日本並みの清潔でさわやかな配達員が車をつかって集荷をしている光景に変わっていることでしょう。
とりあえず、この記事をかいた5月9日は大連は雨で、届くとおもっていた荷物がとどきませんでした。
※ちなみに中国で展開しているUPS、FEDX、ヤマト、佐川などは日本のサービスに近いレベルになっています。


「カナダって何で有名なの?」と聞かれたら・・・

2011-05-06 [EntryURL]

こんにちは。
早速ですが、カナダといえば何を思い浮かべますか?
カナダでは何が有名なのか考えたときにはじめに浮かぶのはメープルシロップやホッケーかもしれません。

もし私が「カナダって何で有名なの?」と聞かれたら、Tim Hortonsと答えます。
Tim Hortonsはカナダで一番有名なドーナッツチェーン。

創設者のTim Hortonはカナダのプロホッケー選手として活躍し、自分の名前をつけたコーヒー・ドーナッツショップTim Hortonsを1964年に創設。惜しくも十年後に車の事故で帰らぬ人となっても、彼のドーナッツチェーンの名前は変わることなく、愛称ティミーの名前でカナダ人の間で親しまれています。

Tim Hortonは日本のミスタードーナッツのようなもので、ガラスケースの中にはドーナッツ、クッキー、マフィンをはじめデニッシュやべーグルがずらりと並び、選ぶのは大変。
中でも人気があるのがTim Bits。ティムビッツは小さい丸いドーナッツで1つ約15円から売られています。砂糖、ココアやシナモンにまぶされたものもあれば、中にジャムの入ったものもあり種類も豊富。

他には甘いものだけではなく、サンドイッチやスープもあり、朝食やランチには打ってつけ。お店で焼かれたフレッシュなパンを直前にトーストして出してくれるサンドイッチはサブウェイよりも断然おいしい。

Tim Hortonsの人気には他にも大きな理由があります。
もっとも魅力的なのがその価格。
ティムビッツが1つ15円程度で売られていて、ドーナッツは1つ60円、サンドイッチサブは300円からとお手ごろ価格。
日本のように手ごろにおやつやランチを買えるパン屋さんもなく、日本と違いコンビニで買えるおやつも限られているのでTim Hortonsは安心しておいしく食べれるカフェとして人気です。

もうひとつの大きな魅力は営業時間。
ショッピングモールや空港の一部としての店舗を除けば、小さな町でも大体24時間開いています。
たまに夜中になんとなく行くと、一夜漬けをしている学生やパトロール中の警察など、常に誰かはいるものです。
もちろんスタバはカナダでも人気でどこにいってもスタバがありますが、それでもTim Hortonsはカナダ人には欠かせない存在。
カナダに来たらばTim Hortonsへ行くのを忘れずに。


ケニアの携帯電話事情 (2)

2011-05-05 [EntryURL]

みなさんこんにちは。
前回はケニアの携帯電話事情についてお話しました。
今日はその続きで、ケニアの携帯電話オペレーターが提供しているすごいサービスについてお話したいと思います。

ケニアの携帯電話オペレーター最大のサファリコムでは「MPESA(エムペサ)」というサービスを提供しています(他社も追随している模様)。ペサはスワヒリ語で「お金」という意味で、エムペサは「モバイルマネー」という意味です。
エムペサを使うと相手の電話番号に送金することができたり、自分のプリペイド電話代として振替えることができるのです。
金額は少額からでOK。ケニア中にサファリコムやエアテルの代理店(露店も多い)があり、最初に自分の電話番号をエムペサ用に登録します。送金したい場合は代理店にお金を渡せば自分の番号にチャージしてくれます。

誰かから自分宛に送金されるとメッセージで通知されます。その通知を最寄の代理店に見せれば引き出したい金額をもらえるのです。あ、でも零細代理店が多いので「今、500シリング(約500円)しかないよ」ということもあります(笑)。
ケニアでは銀行口座を持たない人も多く存在します(口座維持費がかかるため)。
でも現金で持つのは危険なので、エムペサに入れている人も多いよう。ランチ代だけをエムペサから引き出す人もいます。また、学校が始まる時期になると、生徒が学費を持って長距離バスに乗るので、その時期バスジャックが多くなります。

学費を現金で持っていると危険なので、一度エムペサに入れ、学費を払う直前に引き出すという方法もよく使われているそうです。
セキュリティもきちんとしているので(携帯電話が犯罪に多用されるため、2010年、政府のお達しで、SIMカード所有者が身分証明書を代理店に提示し登録することが義務付けられました。

期限までに登録しなかった番号は使用不可になっています)、もし自分の携帯電話が盗まれても身分証明書を代理店に提示すれば同じ番号を発行してもらえるし、エムペサに入れたお金も守られます。
意外と進んでいると思いませんか!?


タオバオ購入代行会社利用の際に心掛けておくべきこと

2011-05-03 [EntryURL]

こんにちは。 徳原です。 ちょっとご無沙汰してすみません。 今回はタオバオ商品購入で必ずと言っていいほどお世話になる購入代行会社についてです。 代行会社利用の際に心掛けておくべきことをお伝えします。 これは、タオバオのお店から直接購入している場合でも有効です。 タオバオから商品を購入する時、何店舗から購入しますか? 5店舗?10店舗? もしそれ以上なら早速購入先の選別を行いましょう。 正確には 一回の購入先の店舗の数を絞る方が良いということです。 どのくらいがいいのか? できれば3店舗以内。 多くても5店舗以内の方がいいと思います。 なぜか? ・商品が揃うまで時間がかかる ・中国国内送料が高くなる といったことがあります。 ■商品が揃うまで時間がかかる どういうことかと言えば複数の店舗から、商品を買うとなると代行会社の中国の事務所に商品が届くまで店舗によって時間差がありますね。 日本でも複数の店舗から商品を取り寄せると全部揃うまで時間がかかります。同じことです。 また、購入先の店舗の所在地も重要です。 なぜかと言えば、中国は日本のようにインフラ(道路など)整備が整っておりません。 購入の翌日に届くというのは、よほどの都市部内だけです。 都市部内と言ったのは、都市部間でも日数を要します。 例えば、上海と北京間。 両方とも大きな都市ですね。 実際の距離は違いますが東京、大阪のようなイメージです。 それなら翌日配送されるかと言えばそうではありません。 なので、都市部内と言いました。 単純に言えば、沿海部と内陸部。 極力内陸部の所在の店舗からの購入は避ける方が良いです。 もし、購入先の店舗が複数の内陸部の店舗であった場合には、中国国内の輸送にも相当時間を要すると考える方が良いです。 もちろん、沿岸部であっても時間を要する場合はあります。 沿岸部の方が、その比率が高いということです。 ■中国国内送料が高くなる これも当たり前と言えば当たり前です。 タオバオというのは、一つの店舗のことではありません。 複数の店舗で構成されたショッピングモールです。 イメージとしてはイオンモールなどのショッピングセンターにある複数のお店で、遠隔地から商品をお取り寄せする感覚です。 タオバオが複数の店舗の商品を集約してくれる訳ではありません。 個々の店舗から送られてきます。 当然のことながら、それぞれの店舗から中国の国内送料を請求されることになります。 あくまでも、目安ですが一店舗で10元~30元くらいの送料でしょう。 これらも立派なコストになります。 このようなことからも 出来るだけタオバオから仕入れる店舗は絞った方が良いです。 もちろん、一種類の商品を購入する訳ではないと思うので、一回の購入先を選別するようにしましょう。 もしこれまで代行会社を使って 「タオバオで購入した商品がなかなか届かない」 や 「代行会社から連絡がない」 といったことがあるかたは、このようなことを見直して下さい。 これだけでも、商品が届くスピードが変わりますよ。

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