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ネットといじめ ~ノルウェーの「ピンクブログ」と「デジタルいじめ」~

2011-04-28 [EntryURL]

ノルウェーの人気ブロガーのひとりである女の子ヴォエ(Voe)は2011年1月にブログを停止。理由は「ネットいじめ」。
2009年、13才だったヴォエがスタートしたブログは、おしゃれでかわいい、ブロンド美人が書く日記としてすぐに注目を集めた。

ノルウェー大手新聞紙VGによると、ヴォエの1日の読者は2万5千人にも及んでいたという。絶大な人気の代価として、ヴォエはノルウェーでいう「デジタルいじめ」の被害者となった。悪質なコメントのほかに、Facebookでもプロフィール写真が盗用され、偽のアカウントが作られては、何度も削除を求めるというイタチごっこが続いていた。

さらに、Facebook上ではヴォエのブログをボイコットするアンチ・ファンページに3万人以上ものメンバーが登録。
2011年1月、彼女はいじめがネット上で公におこなわれていることから、「ブログをやめるわ」というエントリーを最後にネットから姿を消す。その時の投稿には「やめないで!」という読者からのコメントが約4871通も寄せられた。

その後、メディアやノルウェーの若者の間では彼女のブログを懐かしむ声が後を立たず、4月15日、とうとうヴォエは新たなブログをスタート。
ノルウェーでは若者のファッションや美容、日常の日記をメインとしたブログを「ピンク・ブログ」(Rosa Blogg)という。

この「ピンク・ブログ」が、ノルウェーでいう「デジタルいじめ」の温床となっていると指摘する人は多い。「いじめには負けない。いじめっこをいちいち相手にしないほうがいいわ。相手にした途端に、自分も同じレベルまで下がっちゃうもの」。

ヴォアのブログ騒動以来、マスコミやノルウェー人はネット上でのいじめについてさらに注目するようになった。ひとりの少女のブログ騒動が、ノルウェーのデジタルいじめを考え直す小さなきっかけになったことは間違いなさそうだ。

参考 

Voeのブログ http://voe.blogg.no/

VGnett http://www.vg.no/rampelys/artikkel.php?artid=10084171


丹治由佳理(カナダ在住)プロフィール

2011-04-27 [EntryURL]

カナダ在住6年目。ブリティッシュコロンビア州のビクトリア大学で女性学を専攻。2009年12月に卒業後同大学で英語を教えながらイベントや舞台など様々な地域活動に貢献。

現在はPublic Relations(PR)を専攻しながら地元紙Diversity Reporterの写真家とコラムニストとして趣味である写真と書くことに専念している。

旅行が好きで年に一度は一人で海外旅行へ行く。次の目的地はブラジル。

Hey Vicky (heyvickytheblog.blogspot.com)
●カナダ、ビクトリア市内の個人経営の店舗を周り店主をインタビューしてまとめたブログ
丹治由佳理のFlickr(flickr.com/addictivity)
●カナダや旅行先で撮った写真


ケニアの携帯電話事情 (1)

2011-04-26 [EntryURL]

皆さま、ケニアからこんにちは。
さて、今回のコラムではケニアの携帯電話事情を取り上げたいと思います。2010年に行われたケニア国勢調査では、63.2%の世帯が最低1台の携帯電話を所有しているという結果が出ました。ケニアではインフラの遅れもあり、固定電話より携帯電話の方が普及しています。そして、日本のみなさんの夢を壊すようで申し訳ないのですが、あのマサイ族も多くの人々が携帯電話を所有し、サファリのど真ん中で電話しているのです。

ケニアで主流の電話会社はVodafoneが40%を所有するサファリコムとBharti Airtelが80%を所有するエアテルという2社です。他にオレンジケニアやユーという会社もありますが、携帯に関して言うとあまり後者2社は普及していません。表にするとこのようになります。

ke.png

データが2009年で少々古いのですが、Airtelは日本で言うとソフトバンクのような会社で安い電話料金をうたい、派手に広告をしていますので、2012年4月現在では1位と2位の差はもっと縮まっているはずだと思います。
ケニアでは基本的に電話はプリペイドです。後払いにもできますが、申し込みに色々な書類が必要なこともあり、あまり普及していません。また、後払いだと踏み倒す人も多そうなので、電話会社としてもプリペイドの方が都合がよいのでしょう。

プリペイドカードは10シリング(約10円)~1000シリング(約1,000円)のものがあり、カードを購入します。カードのスクラッチ部分を削り、その番号を入力すると入金される仕組みになっています。
ケニアの携帯電話で個人的に「進んでる!」と思うことが数点あります。

1)携帯電話自体はSIMフリーなので、全てのキャリアに対応しています。電話とSIMカードは別々に購入します。電話機も安いものは1,000円以下で買えます。(SIMカードは電話番号情報等が入っている小さなカードで携帯電話の中に入っています。日本の携帯電話はSIMロックがかけられているので、他社のSIMカードを入れて使うことができません)。

2)デュアルSIM対応の携帯電話があります。これはSIMカードを2つ入れられる携帯電話で、日本で言うなら1つの電話にドコモとAUのSIMカード両方を入れて使うことができるものです。ケニアでも同じキャリア同士だと通話料が安いため、相手によってSIMを使い分けているのです。

3)携帯電話オペレーターは、パソコン用のモバイルインターネットも提供しています。USBタイプのモデムが2,000円~3,000円程度(日本で売っているものと品質は変わりません)。このインターネットも携帯電話用のプリペイドカードで入金できるのです。SafaricomやAirtelのモデムならケニア中、全都市でインターネットが利用できます(あまりへんぴなところだと電波が届かないこともあります)。とっても便利!


塚原昭彦×荒木妃佐己の著書

2011-04-22 [EntryURL]

twobook.jpg

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  • 第1章 「ネット輸出ビジネス」をはじめよう!
  • 第2章 「海外ネットオークション」をはじめよう!
  • 第3章 自分で「海外販売サイト」を作ってみよう!
  • 第4章 海外で「マーケティング」してみよう!
  • 第5章 海外で「ピンポイントマーケティング」してみよう!
  • 第6章 「安定した売り上げ」を継続させよう!
  • 巻末付録…

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中国にいる日本人ほど要注意

2011-04-21 [EntryURL]

中国に5年住んでいて気づいたことなのですが、中国では中国人よりも日本人とのおつきあいほど慎重にすすめてください。
もし中国に進出するつもりの方は、これからいろんな方の助けをかりてでも、中国で成功したい思いはお持ちでしょう。

そのときに、中国で経験があって、いろんな実績をお持ちで、語学の壁を感じることなく、助けてくれる日本人もたくさん現れてくると思います。
でも、そのときには日本で居るとき以上に、自分で付き合う条件をもってぶれずに、気を引き締めて接してくださいね。

たぶん、中国以外もそうかとおもうのですが、海外に住んでいる日本人は駐在している方をのぞけば本当に優秀な方と、日本で住むことができないなんらかの理由をお持ちの方がほとんどだと思います。
ここでいう、日本に住むことができなくなった人というのは、警察につかまるような極悪人のことではないですよ。
仕事でトラブルを抱えて日本で働く場所がなくなってさまよっているような人たちです。
北京が長かったので、大連はまだよくわかりませんが、ネットワークができてくると、優秀な人か、やばい人ばかり目に付くようになりました。

なぜこのようなことを言うのかというと、海外で日本人同士でトラブルが起こったとき、中国の人や中国で法的に対処するような人も、日本人同士のもめ事にエネルギーを裂いてくれません。
日本人同士の名誉や利益の回復に手を貸しても、中国にとってメリットになることは何一つありませんから。
また、トラブった相手の身分によっては、中国の法律で対処できないことも結構多くめんどくさいことがおおいので、法的に助けをさしのべる人もあまりモチベーションがわかないそうです。

さらに、日本に帰って、日本の法律でなんとかできるかといえば、トラブった相手が日本にいなかったり、日本に拠点がなければ、日本の法律でもどうにもならないことがあります。
なので、海外にいて、現地の日本人の助けは日本に居るとき以上にありがたく感じるものなので、ついつい気がゆるみがちなのですが、海外で自国の人とトラブルをおこしてしまうと、取り返しのつかないことが多くなります。
特にこのサイトをご覧になられている方はビジネスを目的で考えている方が多いとおもいますので、こういうときこそ気を引き締めて、取引やおつきあいをしたほうがいいとおもいます。

日本ではあまりニュースにはなりませんが、現地の大使館の情報などでも、かなりの数の日本人が日本人にだまされる事件や、中国人が現地にいる日本人にだまされる情報を聞きます。
日本人は勤勉で真面目だというイメージを信じて、お金には抜け目ない中国人でさえ、コロっとだまされているのですから、ビジネスがらみのおつきあいには注意しましょう。
ちなみに北京にいたときに起業で成功している日本人に多かった共通パターンは、この2つでビジネスパートナーとなる中国人に出会っている人たちでした。

●起業前に現地で修行(お勤めか留学)し、ビジネス以外で一生つきあえる人をみつけその人たちと共に事業を興している。
●中国人と結婚して、伴侶と一緒に事業を運営している。

つまり、ビジネス以外で信用できる何かがある人たちのことです。
なので、ビジネスだけで中国とつきうのは、成功の条件としてかなりむずかしくしてしまっているとおもいます。
さらにその間に日本人が助けてくれるとなると、ずっと助けてくれる人だったらいいのですが。。。。
タオバオ購入代行屋さん 松本英晃
http://www.taobao-kounyudaikou.com


鐙 麻樹(ノルウェー在住)プロフィール

2011-04-19 [EntryURL]

Asaki Abumi / ノルウェー、オスロ在住
2008年 上智大学外国語学部フランス語学科卒業

現在、オスロ大学で学士習得を目指し、メディア学を専攻中。副専攻はジェンダー学。
「地球の歩き方 オスロ特派員」として、観光情報やノルウェー人の生活について情報発信をしている。オーストラリアとフランスにも各1年滞在したことがあり、可能言語はフランス語、ノルウェー語、英語(多少デンマーク語とスウェーデン語)。

地球の歩き方 オスロ特派員ブログ 
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売り切れ続出。オークションでも人気沸騰の商品とは?

2011-04-04 [EntryURL]

こんにちは。 タオバオの歩き方:徳原です。 みなさん タオバオでは薄利多売の商品しかないとお思いでしょうか? 実はそんなこともないんですよ。 タオバオにも高額落札を狙える商品があります。 その商品は何か? それは・・・ 【放射能測定器】または【ガイガーカウンター】 というものです。 これがタオバオでは安いものなら10,000円くらいから。 売れ筋のもので20,000から30,000円で手に入ります。 先日、TVでも取り上げられていました。 日本の販売店でも手に入らないようです。 普通に日本で購入しようと思ったら東京なら秋葉原 大阪なら日本橋のお店で売られているでしょうか? ネットショップでも売り切れ続出です。 オークションでも人気沸騰です。 ヤフオクやオークファンで 先述のキーワードで検索してみて下さい。 スゴくたくさんの商品が検索されます。 ヤフオクで一番落札されている 放射能測定器はタオバオで販売されています。 その売れ筋のモノは50,000からヘタをすると10万円くらいの 価格が付いているものもありますね。 30,000円で仕入れたとしても2〜3倍で売れてますね。 しかも数種類の商品があって多くはタオバオで購入可能なものです。 このような商品を扱えば タイミングが合えば稼ぐことはできます。 ですが今はタオバオで仕入れることは難しいと思います。 品切れ状態なんですね。 日本の消費者がこぞって買っているかというと 一部はあるかもしれませんが、そうではなく 中国人が購入しているようです。 やはり今回の東日本大地震や放射能漏れの報道は中国でも 大きくされているようで中国人自身が身の安全を考えて購入しているみたいですね。 今なお、原発は余談を許さない状況です。 なので、まだまだこのような商品の需要はあるかもしれません。 ただ本当にこれらを仕入れて 転売するかどうかは各自の判断で行って下さい。 でもあまりオススメしません。 儲けるというよりは自分自身の身の 安全の為に活用して頂ければと思います。


淘宝(タオバオ)が94.7%を占め圧倒的一位

2011-03-02 [EntryURL]

こんにちは、徳原です。 今回は、タオバオの基礎的なことをお伝えします。 昨日(2月28日)の日経新聞に『中国ネット市場 寡占進む』という記事がありました。 そこには、ネット検索では百度(バイドゥ)がシェア72.3%で一位。 二位はグーグルで26%とのこと。 そして、個人間(CtoC)のネット販売取引では、淘宝【タオバオ】が94.7%を占め圧倒的一位。 そしてBtoB市場においてもタオバオの親会社であるアリババが54.4%のシェアを握っているとのことでした。 94.7%ですよ! この数字は驚異的です!! ほとんど100%に近い数字です。 圧倒的です。 中国ではネットサービスの提供元をかなり制限しており、自由競争が出来ない環境にあることも影響している部分もあるかもしれません。 ですが、商取引の場合は、ネット検索や掲示板サイトのような国の規制がない中でタオバオは驚異的なシェアです。 それを考えるとやはりタオバオは、スゴいなぁ~と思いました。 まぁ、集計が個人間の取引の数字なので、こうなっちゃうんだと思います。にしても、スゴいですね。 恐らくですが、個人間(CtoC)に留まらず、BtoC 市場においてもタオバオは他を圧倒しているものと思います。 と考えると、中国で何か商品を購入する際には、タオバオ以外のサイトはあまり考えなくて良いと考えられますね。 その他には、前述の百度が運営している『有啊』(ヨゥア)や『拍拍】(パイパイ)というサイトがあります。 何れもタオバオに似通った雰囲気のサイトです。 取り扱い商品数などは、タオバオの足元にも及びませんね。 やっぱり、タオバオだけで十分という感じです。 また、一応タオバオは中国のオークションということになっています。 ですが、オークション形式…いわゆる入札して商品を購入するということは、ほとんどありません。 タオバオで販売されている商品のほとんど(90%以上)は、即決価格で販売されています。 また、タオバオの商品一覧やショップページの表示のされ方など、日本でいう楽天やヤフーショッピングのようなショッピングサイトの形をしております。 そして、扱われている商品もそのほとんどが新品です。 そういう意味からもタオバオは、オークションサイトというよりもショッピンングモールと考える方が理解し易いですね。 タオバオはじめ、中国では中古品を購入するという商習慣がまだ根付いていないようです。 なので、なかなかオークションのような形が取れないのかもしれません。 何れにしても、中国語など外国語に拒否反応してしまう方も、一度タオバオを覗いてみて下さい。 会員登録など、諸処の手続き・ステップを踏まないことには、間違って購入してしまったなんてことにはならないので色々なところをクリックしても大丈夫!安心です。 タオバオはショッピングモールと考えて、販売されている商品の表示価格はそれが販売価格だと理解すれば、あまりの安さに驚くことかと思います。 基本、タオバオは中国のサイトなので中国語で商品検索をしますが、中国語が分からなくても検索欄に日本語で何か思いつくキーワードを入れて検索してもいいでしょう。 以外に色々な商品が出てきますよ。 タオバオがどんなものか気になった方はこちらをご覧下さい。 淘宝【タオバオ】サイト http://www.taobao.com/

現状から抜け出せないときは

2011-03-01 [EntryURL]

私は常識とは世間一般の人が理屈抜きにして信じていることだと思っています。 でも、将来的に自分の進む道が、今よりも自分を成長させて何かの組織や分野のトップになるとか、お金持ちになって、周りも幸せになってもらいたいとか、多くの人を引っ張るリーダーになるとか、そういうことを考えている人がいるなら、常識どおりにいきていては、世間並みの人と同じ考えで生きているわけですから、いつまでたっても変化・成長するきっかけをつかめないでしょう。 そういうこともあって、世間の常識通りに生きるのをやめ成功している人たちや、それをコピーしてノウハウや情報だけを伝える人たちの本やセミナーなどで勉強するのが近頃大盛況のようですが、それで学んでも変われない人がたくさんいます。 その原因の最も大きなことは、本やセミナーで学ぶで理解はできても、結局、これまでと違う生活や考え方ができていないからだとおもいます。 それは、新しい情報をとりにいき積極的に人と会いにいっても、これまでの考えや人間関係のどこかを捨てることができてないからだとおもいます。 なので、自分がもがいても変われない原因が、世間の常識や、人間関係のしがらみであると周りが原因であるという考えをお持ちであるなら、中国で生活してみることが一番の解決策だとおもいます。 生活スタイルが違う場所で住めば、取り巻く人間関係や考え方ががらりとかわります。 自分が積極的にしなくても自動的に、周りからあなたに違和感を引き起こします。 日本と同じように変わらないことをしていたら。 中国も都市に住む限り、日本と同じ生活スタイルで生活はでき、しかもコストが安いので不自由はしないとおもいます。 しかし、世間の常識という点では日本と大きく違う点がたくさんあって、仕事をするにも、友達とつきあうにも、中国の方と一つ屋根の下で生活をするにも、日本の常識であたりまえと思い、それに頼っていると、日本では問題にならないことで、痛い目にあうことがあります。 なんでこんなことで問題になるのかと落ち込むかもしれませんが、日本にいるとなにも考えず信じていた事に対して中国にいれば、考えざるを得なくなります。 日本にいたときと同じように行動し生活していたら、中国では必ず問題にぶち当たりますので、常識が常識でないことに気づくにはいい機会だとおもいます。

※バス・電車に乗るのに順番に並ぶことはできないのに、

年寄り・子供連れの女性が立っていれば、瞬間に誰でも席を譲る

※失敗したら謝ることが日本では先なのに、

中国で謝っていてばかりでは信用されないし、相手がつけあがるので、平気でウソをついたり、必死にいいわけをしてその場を取り繕うとする。

※路でこけた人がいれば、手を貸して助けるのが当たり前と思いきや、

助けた人や野次馬から責任をなすりつけられることがある中国では、自分で助けず、見てるだけのほうがよかったり。(警察や救急さえ呼ぶと呼んだ本人がその後の後始末に関わらないといけないケースもあります)

※ビジネス取引に契約があっても、

資産の差し押さえや強制執行が実質できない中国では、契約で安心してはいけないし、契約したときの状況と大きく現在の自分の状況が変わっていれば、勝手に契約を違反する行動をしても問題と思ってない人が多かったり。 中国にくれば本当に自分を見直すきっかけが自動的に用意されています。 同じ場所で情報や人から学ぶんでも行動ができなかったり、結果がでないかたは、さらに同じ場所で同じ方法でなんとかしようと考えずに一生に一度ぐらい、住む場所を大きく変えることのほうが、自分の常識やからを打ち破るには、一番いい方法だとおもいます。 心理学的に精神が病んでいる人の定義とは、同じ行動をして、違う結果を期待している人たちのことらしいです。 追伸: リビアなど中東の民主化運動の影響で中国のインターネットの検閲も厳しくなっているようです。 中国からはアメブロは普通にみれなくなりました。 とはいっても、中国版ツイッタ-(ミニブログ)は情報の拡散のスピードが速く、中国政府も検閲に手を焼いているそうです。 検閲の目が届きにくいと言うことで、中国でもツイッタ形式のサービスは大盛況のようです。 有名人になると、フォロー数が数百万単位がごろごろしています。

【対談】 ルナリバティ代表 月野るな氏

2011-02-22 [EntryURL]

協会理事の塚原昭彦・荒木妃佐己と交流のある、その分野の第一線でご活躍させている起業家の方との対談です。 今回のゲストは、親交の深い月野るな氏です。

ルナリバティ代表 月野るな

juna.jpgのサムネール画像大阪にて「幸せのタネを育てるセミナー」を主催し、自らも講師として立つ。 512fH7FoR7L._SS400_.jpgライター・エッセイストであり、オークショナーでもある。 2007年に携帯オークションの知識と経験を活かした「超図解miniモバオク」を初出版、翌年2008年にも「ヤフオク・モバオクの達人養成講座」を共著で出版。アマゾンランキング1位を獲得。 2009年9月には、3冊目の出版となる「ネットで儲けるシリーズ モバオク」を出版。 成功小説家、犬飼ターボ氏「オレンジレッスン。」の主人公モデル2人のうちの1人。 メルマガもまぐまぐ殿堂入り「目指せ月100万円!モバオク実況生中継!」 女性のオークションパワーセラーとして、TV・雑誌などメディアに取材もされる。 ヤフオク・モバオクセミナー、ライティングセミナー、女性起業支援セミナーの講師もつとめる。ルナリバティ代表。

「騙されそうで怖い」と思っていたネットオークション

荒木妃佐己(以下、荒木)「月野るなさんは、ライターであり、モバオクの本も出版しているオークショナーでいらっしゃいますが、ネットで商品を販売するというキッカケはなにだったのでしょう」 月野るな氏(以下、月野)「もう10年近く前のことになりますが、まだネットオークションの知名度もほとんどなく、私自身もネットオークションの存在は知っていたものの、『中古品とかネットで売れるわけがないし、知らない人とお金のやり取りとかするって騙されそうで怖い』と思っていたので、最初はまったく興味がありませんでした」 荒木「騙されそうで怖いというのはわかります(笑)」 月野「ある日、友人の家に遊びに行ったら色々新しいものが増えていて、聞いたらネットオークションで買ったというではないですか」 荒木「お友達は活用させていたのですね」 月野「はい、それに、自分のいらない物を出品したら面白いくらい売れるというのを聞いて、友人がやっているなら大丈夫かも?という安心感と面白いくらい売れるなら、生活費の足しになるかも、という最初はとても軽い気持ちで始めたのがキッカケでした」 1kai1.jpg荒木「キッカケって本当に大切ですよね。そうですか、タイミングもあったのかもしれませんね。いまや、るなさんと言えば『モバオク』ですが、モバオクのいいところをお教えいただけますでしょうか」 月野「モバオクは携帯電話で行うオークションですので、携帯電話さえあれば完結するオークションシステムです。 写真も携帯電話のカメラでOKですし、商品説明にしても、テンプレートを使ってきれいに見せないと・・・など気を遣わなくてもOKなので、初心者がオークションを始めるにはとても『分かりやすい仕組み』になっていると思います」 荒木「ある意味、ヤフオクより入りやすいかもしれないということですか?」 月野「そうなんです。面倒な会費の支払い手続きも携帯電話払いにすれば簡単ですし、とにかく初心者が『面倒だなぁ』と思う部分が簡潔になっているのが、モバオクです」 荒木「やはり利用者は女性が多いでしょうか」 月野「そうですね、携帯電話からの参加者はPCとは参加者層が違うので、ヤフオクではダメだった商品でも高額で売れたりすることも結構多く(その逆もありますが)、ヤフオクとモバオクに両方参加することで利益も狙えます」

ネットの向こうにいるのは生身の人間

荒木「先ほど『騙されそう』というお話しがありましたが、お互い顔が見えないネットビジネスしていて気をつけているところがありましたらお教えください」 月野「『ネットの向こうにいるのは生身の人間だ』ということは絶対忘れないようにしています。顔が見えないからこそ気をつけないといけないことがたくさんあります」 荒木「たとえばどのようなところでしょう」 月野「特にメールでは、言葉のニュアンスが伝わらないことが多々ありますので、この書き方で伝わるか?ということを送信する前に必ず読み直すようにしています。 血の通った温かい取引が出来るよう、多少手がかかることでも、それが伝わるかを意識しています」 荒木「とても大事なことですよね。全く同感です。大事ですし難しいところです」 月野「また、これくらいいいだろうという連絡手抜きはしないようにしています。 こまめに連絡、これが一番安心していただけると思っています」 荒木「セールスレターは、みなさん苦労されている点です。プロのライターでいらっしゃるるなさんですが、人をひきつける文章を書くコツみたいなものがあればお教えいただけますか」 1kai5.jpg月野「『誰に書くのか?(伝えるのか?)』をまず明確にすることです。 ターゲットが変われば書き方がガラリと変わります。 心に響く言葉、例え話など、すべてが変わってきます。 オークションの商品説明も、まず誰に買ってもらいたいのか?をちゃんと決めてから書き始めるとピンポイントでターゲットに刺さる言葉を選べます。 顔が見えないだけに、これで伝わるはず、と手抜きをせずに、これで伝わるか?ということを何度も何度も見直して、言葉を変えたりしながら調整していきます」 荒木「なるほど、多くの人のヒントになることです」 月野「あと、中学生が読んで分かる言葉を使うようにしています。 カッコつけて、難しい言葉を使って、何を言っているのか分からなくなってしまうという失敗を結構見かけます。 文法やテクニックよりも、『心を込めて書く』に勝るものはないと思っています」 荒木「塚原さんがよく『またこ難しいこと書いてしまった』と言われています(笑)」 月野「『買わせてやろう』と思って書いた文章には必ずそういうニュアンスが含まれていますし、相手に伝わります(笑)」 荒木「そうなんですよね」 月野「読んでいてなんとなく嫌な気分になる文章は、そういう気持ちよくない感情がこもっています。 勉強方法として、自分がいいなと思った文章があれば一度そっくり写してみるといいですよ」 荒木「なるほど、早速やってみます」 月野「どこに自分が惹かれたのか?というところを考えてみると色々な発見があります」

「リアルで人間関係を築く」というのは非常に重要

荒木「るなさんには、当協会の相談役としても名を連ねていただいていて、ご自身もネット輸入されておられますが、ネットビジネス、その中でも『ネット輸出入』のメリットはどのあたりだと思われますか」 月野「月並みですが、内外の価格差による利益ではないでしょうか。 実際、私もこの価格差で利益を取らせていただいています」 荒木「そうですね、みなさんいろいろ難しくお考えのようですが」 月野「問屋から仕入れないと・・・とか、そんな面倒なことを考えずに、これいいな、が始まりで海外で定価で買っても、日本で利益が取れる、など魅力はとても大きいです。輸出でも同じことが言えますよね。 また、流行に流されない商品を扱うことが比較的簡単にできるということも実感しています」 1kai2.jpg荒木「るなさんのご活動を拝見しておりますと、非常に『リアル』を重要視されておられます。リアルで人と会ったり話されることの重要性をお教えください」 月野「リアルで人間関係を築く、というのは、ネットビジネスにおいても非常に重要だと思います。 すべての情報は人を通じて入ってきます。そこに信頼関係がある人からの情報だと信憑性や重要性がグッと高まり、『あなただから言うけどね』という機密性の高い情報も入ってくることが非常に多くなります」 荒木「わかります、わかります」 月野「また、応援し、応援される関係に発展することで、自分のビジネスに広がりが生まれます。 人と人が出逢うことで、どんな化学反応が起こるか分かりません。実際それから生まれたビジネスや企画がたくさんあります」 荒木「アイデアもたくさん出るし、ビジネスの進み方も断然早いですよね」 月野「はい、ネットでもリアルでも、ビジネスというのは、実際逢って信頼関係がキッチリ出来ることでさらに加速すると体験上断言できます」 荒木「るなさんは長くセミナーも主催されています。『幸せのタネを育てるセミナー』を始められたキッカケは何だったのでしょう」 月野「自分が離婚して、起業するという過程の中で、子供が小さいので動きにくい、資本金がない、メンタルで支えになってくれるところがない、など色々な『こんなのがあったらいいな』という願望がありました。 いつか自分が人を応援できるようになったら、その頃の自分が喜んだだろうものを提供していきたいと考えていました」 荒木「確かにそういう理由で自分のやりたいことを我慢している女性は多いと思います」 月野「『幸せのタネを育てるセミナー』もそのひとつで、子連れOKのセミナーとして特に女性の精神的自立と経済的自立を応援する第一歩のセミナーとしておよそ三ヶ月に一度開催しています。お陰様で次回で10回目(※2011年3月12日開催)を迎えることができます」 荒木「素晴らしいです」 月野「基本的に自分が聞きたいと思う方を講師に招いていますが、参加者、講師、主催者ともに成長できるセミナーを、と思い運営しています。ありがたいことに、セミナーがキッカケでコラボが生まれたり、勉強会が生まれたり、仲間ができたりと嬉しいご報告が多いのが自慢です」

人(人脈)があれば、ほとんどのことはどうにかなってしまう

荒木「流れの速いネットビジネスですが、長く続けていくのはどのようなことが大切だとお思いでしょうか」 月野「自分の理念をしっかりと持つこと、ぶれない軸を持つことが第一だと思います。 そして信頼できる仲間を持つこと。 資本金やノウハウの部分は、情熱があれば多少のことならどうにかなる、と思っていますし、実際そうしてきたと思います」 荒木「信頼できる仲間は大事ですよね」 1kai4.jpg月野「私が自慢できる数少ないことに、『人持ち』というのがあります。 お金持ちもいいけど、人持ちになりたいというのが願いでしたから、もうたくさん叶っているかなと思います(笑)。 人(人脈)があれば、ほとんどのことはどうにかなってしまう。これは私が今までで痛感してきたことです」 荒木「るなさんの『お金持ちではなく、人持ち』という理由ですね。最後に、るなさんの今後の目標をお教えください」 月野「離婚した頃の私のような女性を応援したいというのが、長年の夢でした。 今年は日本のお母さんと海外に住む日本人のお母さんを『物流』で繋ぎ、仕組みを確立することが目標です。現在、アメリカでスタートしており、他の国も視野に入れて行動を起こしています」 荒木「これは楽しみです」 月野「ライター業は人に任せていき、新しい漫画を使ったセールスレターを作成することにも取り組んでいきます。女性のイラストレーターさん、漫画家さんなど女性クリエイターさんを応援していきます。 また、女性がイキイキと活動できる場所を提供していきます。オークションも自分の力で収入を得る、という強い気持ちを持った方に短期間で頑張っていただく講座も開催しています。 幸せのタネを育てるセミナー、そして幸せの花を育てる講座と、女性が自分しか持っていない幸せのタネを育て花開かせるお手伝いをしていきます」 荒木「魅力的な目標ですね!これからもお忙しくご活躍されると思います。今日は貴重なお話しをありがとうございました」 月野「こちらこそ、ありがとうございました」
2011年1月 京都新阪急ホテルにて
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