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スイスで考えるペットと共存する社会のしくみ 〜飼い主、ペット、近隣の住民それぞれに課せられる義務と役割

「体内にマイクロチップを埋め込む」と聞くと、少なくとも2018年を迎えたばかりの現時点では、得も言われぬ恐怖感を覚える人が多いのではないかと思います。しかしスイスでは、すでに10年前から、マイクロチップの体内埋め込みがすでに一部で義務化されています。ただし、人間が対象ではなく、飼い犬を対象としたものです。 スイスでは、マイクロチップの埋め込みだけでなく、ほ... つづきを読む


地域社会に潜む郵便事業の未来 〜フランスの郵便配達員の新しいサービスを例に

今年最後の記事となる今回は、いつにもまして楽観的な想像力をたくましくさせ、新年以降の未来について思いをめぐらしてみたいと思います。具体的には、スイスの郵便事業の状況やフランスの郵便配達員が行っている新規ビジネスの事例をもとに、郵便事業と地域生活を支えるサービスやネットワークの未来の形について考えてみます。 郵便事業の現状 最初に、世界的な郵便業界の状況につい... つづきを読む


人出が不足するアウトソーシング産業とグローバル・ケア・チェーン

現在、世界中で共通して、社会でその必要性が広く認められている仕事なのに、慢性的に人出が不足しているという職業があります。子どもの保育・預かり、高齢者の世話、家事代行、荷物の配達業務といった、ケアやデリバリー分野のアウトソーシング(外部委託)化されたサービス業です。 ドイツ人のバルトマンChristoph Bartmannは、これらのアウトソーシングの仕事に従... つづきを読む


経済的豊かさと予防接種率が反比例? 〜ドイツ語圏で多様化する健康観と社会への新たな問い

今回は、この1年の報道を振り返って、テーマを掘り下げる試みの第二弾として、ドイツ語圏の医療分野で、今年印象に残ったテーマについて取り上げてみたいと思います。それは、予防接種にまつわる最近の状況です。 予防接種といえば、日本もふくめ世界中で、それを受けるか否かについて、長期にわたる肯定派と反対派の意見対立が一部でみられることがめずらしくありませんが、ドイツ語圏... つづきを読む


スイス人の4人に一人はマルチローカル 〜複数の場所に居住する人々とその社会への影響

年の暮れが押し迫るこの時期は、この1年を振り返る報道が多くなってきますが、わたしも、今年のスイスやドイツ語圏での報道をふりかえって、個人的に強く印象に残った、居住、医療、サービス業界(家事や介護を含む)という三つの分野のテーマをピックアップして、今回から3回にわたって、ご紹介してみたいと思います。 扱う三つのテーマはジャンルも内容も直接的な接点はありませんで... つづきを読む


ヨーロッパの自治拡大の動きと共栄をさぐる道 〜南チロルの歩みと現状を鑑みながら

今年10月はじめに、スペイン北東部のカタルーニャ州では、スペインからの分離独立の是非を問う住民投票が行われ、同月の下旬には、イタリア北部のロンバルディア州とベネト州でも、自治権拡大の是非を問う住民投票が実施されました。前者は独立、後者は自治拡大を問うものですが、両者とも、中央集権的な政治・経済体制の在り方に対する異議申し立ての動きであったという意味では、一致... つづきを読む


ドイツ語圏で好まれるおもちゃ ~世界的な潮流と一線を画す玩具市場

今年もまた年の瀬が近づき、玩具業界にとって一年で最大の商戦シーズンであるクリスマスシーズンの到来です。今回はこの季節にちなんで、ドイツ語圏の幼児用の玩具についてレポートしてみます。 ドイツの玩具、と聞くと形も色もシンプルで肌触りのよい木製玩具類を思い浮かべる方も多いかと思います。木製玩具のジャーマン・ブランドは世界的にも有名ですが、当地のドイツやほかのドイツ... つづきを読む


教師は情報授業の生命線 〜 良質の教師を大量に養成するというスイスの焦眉の課題

スイスのドイツ語圏では情報授業が小学校から必修となりましたが、この新しい授業が成功するかの最大のネックは、教材やツールでなく教師だとたびたび言われます。 これまで、一部の州や試験的に実施される場合はあったものの、小学校での情報授業は一般的でなかったため、当然のことながら授業経験をもつ教師もほとんどいません。教えたことがないだけでなく、自分自身が情報に関する授... つづきを読む


小学生に適切な情報授業の内容とは? 〜20年以上続いてきた情報授業の失敗を繰り返さないために

昨年日本では、小学校のプログラミング教育を2020年から必修化とすることが決まりましたが、日本に限らず先進国ではどこも例外なく、プログラミングや情報の授業に高い将来性をみ、授業の充実化に力をいれています。スイスでも、2014年に、ドイツ語圏を中心にした21州で、やっと一律に情報の授業を小学校から導入することが決まり、いくつかの州では教師の養成講座(研修)や学... つづきを読む


進学の機会の平等とは? 〜スイスでの知能検査導入議論と経済格差緩和への取り組み

前回みてきたように(「スイスの受験事情 〜競争しない受験体制とそれを支える社会構造」)スイスの現在の受験をめぐる状況は、日本人の目からみれば過剰には全く思えないのですが、スイス国内では、批判の声もあがっています。特に、チューリッヒ工科大学の学習発達心理学の専門家シュテルンElsbeth Stern教授の主張は、そのなかでも強烈で、受験のあり方というより、ドイ... つづきを読む



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