ルワンダがロックダウン下で選んだ教育機会最適化のための手段 〜ラジオによる遠隔教育
コロナ危機下の学校閉鎖中に行われた遠隔教育についての連続コラム最終回は、ルワンダです。 ※これまでのコラムは以下からご覧になれます。 「学校閉鎖時のドイツの遠隔教育 〜コロナ危機が教育格差をこれ以上広げないために」 「余...
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ルワンダがロックダウン下で選んだ教育機会最適化のための手段 〜ラジオによる遠隔教育
コロナ危機下の学校閉鎖中に行われた遠隔教育についての連続コラム最終回は、ルワンダです。 ※これまでのコラムは以下からご覧になれます。 「学校閉鎖時のドイツの遠隔教育 〜コロナ危機が教育格差をこれ以上広げないために」 「余...
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余分にある人から欲しい人へ届け! 〜学校閉鎖中のスイスで注目される「デジタル時代の生活に不可欠なもの」
コロナ禍で学校が閉鎖された教育現場についてみていく連載の2回目として、今回は、スイスの事例を紹介します。 スイスでも、ドイツやほかの多くのヨーロッパ諸国同様、3月半ばから数ヶ月学校閉鎖になります(ただし学校の種類や場所に...
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学校閉鎖時のドイツの遠隔教育 〜コロナ危機が教育格差をこれ以上広げないために
コロナ危機は、世界中の学校教育にとっても、大きな試練となりました。感染拡大への恐れから、通常授業を急遽とりやめにすることになった学校が相次ぎ、昨年、11月末の時点で、世界中で、学校に通う生徒の約3分の1の学校が閉鎖されて...
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アルゴリズムは人間の思考や行動をどう変えるのか? 〜アルゴリズムと歩む未来の青写真
新年早々の、スイスの『ノイエノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングZürcher Zeitung 』(略称NZZ)の日曜版では、「2021年にわれわれが関心をもつべきことWas uns 2021beschäftigen s...
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「25年間も引退生活なんて、とんでもない」(2) 〜スイスの哲学者が提示する高齢者が参加する未来
スイスで近年、物議をかもしているハスラーLudwig Hasler の最新の著作『まだなにかするつもりがある高齢者たちへ。未来に参加すること』の内容に、前回(「25年間も引退生活なんて、とんでもない」(1) 〜スイスの高...
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「25年間も引退生活なんて、とんでもない」(1) 〜スイスの高齢者の夢と現実
2019年にスイスで公刊された『まだなにかするつもりがある高齢者たちへ。未来に参加すること Für ein Alter, das noch was vorhat. Mitwirken an der Zukunft 』とい...
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シェアリングによって変わる地域社会と生活スタイル(2) 〜スイスのシェアリング施設のボランティア体験から
前回(「シェアリングによって変わる地域社会と生活スタイル(1) 〜スイスのシェアリング施設のボランティア体験から」)からの続きとして、さらに、シェアリング施設の存在によって、自宅での生活の自体も変化していく可能性について...
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シェアリングによって変わる地域社会と生活スタイル(1) 〜スイスのシェアリング施設のボランティア体験から
長くなったモノのライフサイクルがつむぐ人と社会と環境の未来 前回の記事(「コロナ禍のヨーロッパのシェアリング・エコノミーとこれから」)に引き続き、今回と次回の記事でも、シェアリングというキーワードから、今年をふりかえって...
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コロナ禍のヨーロッパのシェアリング・エコノミーとこれから
今年をふりかえって 2020年も終わりに近づいてきましたが、シェアリング・エコノミーにとって、今年はどんな1年だったでしょうか。 まず、コロナ危機下、民泊と配車仲介サービス業界は全般に、利用者の激減というこれまでなかった...
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3Dのボディースキャニングは服飾品オンラインショップの革命? 〜ヨーロッパのネット通販王手Zalandoが切り札として注目する技術
オンラインで服を買ったら、サイズがあわなかった。こんな経験を、洋服や靴など服飾品を注文した際に、経験した人はかなりいるのではないでしょうか。最近は、返品を容易にできるよういろいろな工夫をしている業者も増えていますが、それ...
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アマルティ・センの「正義」と3人のこどもたちが切り開く未来
これまでの2回の記事で、フランスの10月の教師殺害事件の背景や関連するテーマを、普遍的・共通する問題領域を意識しながら、考えてきました。連載最終回の本稿では、1998年のノーベル経済学賞者で、先日、ドイツ出版協会平和賞を...
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フランスの学校が直面する「表現・言論の自由」 〜フランスの理念、風刺画、学校教育、イスラム教徒(2)
前回(「フランスの学校が直面する「表現・言論の自由」 〜フランスの理念、風刺画、学校教育、イスラム教徒(1)」)最後の部分で、早急に検討や対策を要する二つの問題領域のひとつとして、授業の進め方(授業でそのテーマの扱い方)...
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フランスの学校が直面する「表現・言論の自由」 〜フランスの理念、風刺画、学校教育、イスラム教徒(1)
今年10月17日、フランスのパリ近郊で、授業で「表現の自由」について教える際、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を生徒にみせる機会をつくった歴史教科の中学校教員が殺害され、フランスはもちろん世界を震撼させました。 この...
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ヨーロッパ都市のモビリティの近未来(2) 〜自転車、モビリティ・プライシング、全国年間定期制度
前回、コロナ危機以降のヨーロッパでみられる自動車交通への依存を減らそうという機運とその背景について、ご報告しました(「ヨーロッパ都市のモビリティの近未来(1) 〜コロナ危機以降のヨーロッパの交通手段の地殻変動」)。 その...
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ヨーロッパ都市のモビリティの近未来(1) 〜コロナ危機以降のヨーロッパの交通手段の地殻変動
コロナ危機は、世界中の都市の「高密度」や「にぎわい」を、一夜にして「活気」や「魅力」ではなく「危険」や「もろさ」に読み替え、都市の行動規範を大きく変容させました。移動という行動も例外ではなく、移動自体が厳しく制限されたり...
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ゴミがでない通販、どこでも返却できる地域共通の持ち帰り用容器 〜「リユース」をテコにしたゴミ削減のしくみ
ウィズ・コロナ時代に新たに問われるゴミ対策 コロナ危機で、人々が家にこもりがちになったことで、世界各地で、家庭からでるゴミの量が急増しています。店頭で購入せずオンラインで購入する機会が増えたこと、また、外食に代わって食品...
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ヨーロッパの観光大国の行方 〜スペインの場合
これからの時代の観光と観光地を考える 3回の連載記事最後の今回は、視座をぐっとズームアウトし、国というマクロの視座で、観光大国スペインについて考えてみます(これまでの記事は「「新しい日常」下のヨーロッパの観光業界 〜明暗...
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過疎化がもたらした地域再生のチャンス 〜「再自然化」との両立を目指すルーマニアのエコツーリズム
前回(「「新しい日常」下のヨーロッパの観光業界 〜明暗がはっきり分かれたスイスの夏」)に続き、今回も、ヨーロッパの観光の行方について引き続き取り上げてみます。今回は、ルーマニアのエコツーリズムの事例をみていきます。 エコ...
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「新しい日常」下のヨーロッパの観光業界 〜明暗がはっきり分かれたスイスの夏
今年の夏は、コロナ危機で休暇どころではない、という状況の国も多かった一方、ヨーロッパでは、ロックダウン直後から、今年の夏季休暇に、どこに人が流れるか、大きな関心をもたれていました。というのも、観光関連産業は、ヨーロッパの...
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スイスの国民投票 〜排外主義的体質の表れであり、それを克服するための道筋にもなるもの(2)
切り口によって見えてくるものが異なる国民投票 前回、スイスの国民投票は、移民に対する規制や国外との関係を問われることがこれまで頻繁にとりあげてきたため、このような国民投票の議案やその結果から、スイスのむきだしの排外主義を...
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スイスの国民投票 〜排外主義的体質の表れであり、それを克服するための道筋にもなるもの(1)
前回から続くテーマ。カナダのように移民が受け入れられなくてもほかのなにかいい方法はないのか 人口が縮小している多くの国において、移民をいかに受け入れていくか、あるいは確保していくかは、死活問題となります。前回、ダリル・ブ...
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カナダの移民政策とヨーロッパのジレンマ
ダリル・ブリッカー Darrell Brickerとジョン・イビットソン John Ibbitsonの共著 »Empty planet. The Shock of Global Population Decline, L...
カナダ
報道機関がさぐるポッドキャストの可能性 〜ヨーロッパのジャーナリズムの今(3)
3回にわたって、ヨーロッパのコロナ危機以降のジャーナリズムの状況にみるシリーズの今回は最終回として、最近、ヨーロッパの報道機関がさかんに利用するようになったポッドキャストに焦点をあて、ジャーナリズムにとって、そこでなにが...
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デジタル時代に人気の「聴く」メディア 〜ヨーロッパのジャーナリズムの今(2)
3回にわたって、ヨーロッパのコロナ危機以降のジャーナリズムの状況にみるシリーズの今回は第二回目です(前回は、ジャーナリズム全般のコロナ危機下とその後の状況についてみました「コロナ危機が報道機関にもたらしたもの」)。この記...
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